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Google スマートショッピングキャンペーンとは?機械学習による自動化でGoogleネットワーク全体に広告配信

Smart shopping campaign

Googleが提供するスマートショッピングキャンペーンとは、Googleの機械学習を利用した自動化により、関連性の高い広告を、Googleネットワーク全体に配信することができるショッピング広告の一つです。

スマートショッピングキャンペーンの特徴や通常のショッピングキャンペーンとの違い、配信するために必要な手順について紹介します。

スマート ショッピングキャンペーンとは?

Googleの機械学習によるキャンペーンの自動化

スマートショッピングキャンペーンは、Googleの機械学習により、指定された予算の範囲内でコンバージョン値が最大化されるよう、広告の作成、入札単価の設定、ターゲティング、広告のプレースメント(広告の配信面)のすべてが自動化され、最も関連性の高い広告を表示する広告メニューです。

Googleネットワーク全体で(自社)商品を宣伝

スマートショッピングキャンペーンは、Google検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワーク、YouTube、GmailなどGoogle ネットワーク全体で、自社の商品(商品フィードの商品)を宣伝することができます。

スマートショッピングキャンペーンを活用すれば、Google検索ネットワークでは、ユーザーの検索語句と予測される購入意向に基づいて、商品フィードの中から関連性の高い広告が自動的に作成されます。

また、ディスプレイネットワークでは、過去のサイトで商品閲覧など、Webサイトでのユーザーエンゲージメントに基づいて、商品フィードの中から関連性の高い広告が自動的に作成されます。

リマーケティングに強みがある

後述しますが、スマートショッピングキャンペーンを実施するには、リマーケティングリストが重要な条件となっています。

  • リマーケティングリストをアカウントに関連付ける必要がある
  • 継続的に新しいユーザーをリマーケティングユーザーに追加する必要がある

広告配信時には、これらのリマーケティングリストをもとに過去にWebサイトを訪れたことがあるユーザーに最適な広告を表示されることから、どちらかというとリマーケティングに強みをもつ広告メニューであるといえます。

但し、2020年7月にはスマートショッピングキャンペーンの機能改善が発表になっており、新規顧客の売り上げにコンバージョン値を設定することで、新規顧客の獲得を促進できるようになります。そのため、今後は、リマーケティングだけでなく新規まで幅広い獲得施策への活用が期待できます。

スマートショッピングキャンペーンと通常のショッピングキャンペーンの違いは?

スマートショッピングキャンペーンと通常のショッピングキャンペーンとでは、機械学習による自動化という点に加え、ターゲティング、広告配信先ネットワークが大きく異なります。

通常のショッピングキャンペーンが、ユーザーの検索語句に連動して、画像付きの広告が表示される「検索連動型広告」のひとつであるのに対し、スマートショッピングキャンペーンは、検索語句に加え、ユーザーの属性や行動履歴を基に、関連性の高い広告が自動表示されます。

また、通常のショッピングキャンペーンがGoogle検索ネットワーク(Google検索、Googleショッピング検索・Google画像検索)に配信されるのに対し、スマートショッピングキャンペーンはGoogle 検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワーク、YouTube、Gmailなど Google ネットワーク全体で商品フィードの商品を宣伝することができます。

スマートショッピングキャンペーン通常のショッピングキャンペーン
ターゲティング検索語句、ユーザーの属性や行動履歴検索語句、
設定したターゲットユーザー(除外キーワード、オーディエンス、デバイス、地域…etc)
広告配信先ネットワークGoogle 検索ネットワーク、ディスプレイネットワーク、YouTube、GmailGoogle検索ネットワーク
入札自動自動 or 手動

尚、同じ商品または商品グループについては、同一アカウントの、通常のショッピングキャンペーンやディスプレイキャンペーンよりも、スマートショッピングキャンペーンの方が優先的に配信されるようです。
そのため、Googleは、スマートショッピング キャンペーンの機械学習になるべく支障をきたさないようにするため、他のキャンペーンは一時停止することを推奨しています。

スマートショッピングキャンペーンを配信するには?

スマートショッピングキャンペーンは、機械学習による広告配信の自動化が特徴の広告メニューです。

そのため、ユーザー行動を媒体に送信し、機械学習を促進する「タグ」、そしてクリエイティブのソースであり、レコメンドの精度を高める「データフィード」が、その仕組みをささえています。

これらは、スマートショッピングキャンペーンの効果を最大化するためにも重要な要素となりますので、しっかり対応することをお勧めします。

コンバージョントラッキングタグを設定する

広告がどのタイミングでWebサイトでの売り上げにつながったかをトラッキングできるよう、コンバージョントラッキングタグを設定します。

ウェブサイトでのコンバージョン トラッキングを設定する – Google 広告 ヘルプ

リマーケティングリストをアカウントに関連付ける

過去にWebサイトを訪れたことがあるユーザーに最適な広告を表示できるよう、Webサイトにグローバルサイトタグを追加し、100人以上のアクティブユーザーを含むリマーケティングリストをアカウントに関連付けます。

Googleアナリティクスを利用している場合は、グローバルサイトタグを使う代わりに、Googleアナリティクス アカウントにリンクしてタグを設定することもできます。

GoogleマーチャントセンターとGoogle広告のアカウントを関連付ける

Googleマーチャントセンターとは、自社の商品データをアップロードして、Googleショッピング広告や他のGoogleサービスで利用できるようにするツールです。

Googleショッピング広告同様、Googleマーチャントセンターへの登録とGoogle広告アカウントとの紐づけが必要になります。

データフィードを用意する

商品フィードを作成し、Googleマーチャントセンターへ登録します。

商品フィード(データフィード)とは、商品名や商品の詳細、価格、在庫状況など商品に関する様々な属性情報をもつリストデータのことです。

商品フィードは、Googleが指定する仕様に従い必須の属性や推奨される属性を使用して商品アイテムを正確に定義します。また、一度登録したら終わりではなく、最新の商品データを少なくとも 30日おきに Googleマーチャントセンターに送信できるようにします。

ショッピング広告のポリシーを確認する

Googleでは、パーソナライズド広告の機能を使うあらゆるGoogleの機能に適用するポリシーを定めています。スマートショッピングキャンペーンもこの対象となりますので、事前にポリシーを確認しましょう。

最適化までは一定の時間がかかる

重ねてになりますが、スマートショッピングキャンペーンは、Googleの機械学習によるキャンペーンの自動化が特徴の広告です。

そのため、機械学習に必要な十分なデータを蓄積することが必要になります。
Googleによると、評価までの時間を以下のように推奨していますのでご注意下さい。

十分なデータの蓄積は通常2~3週間ほどかかります。
機械学習を使用した最適化には時間がかかります。新しいキャンペーンの掲載結果は、入札戦略の適用後15 日間掲載してから評価を開始するようにしてください。(引用:スマート ショッピング キャンペーンを最適化する – Google 広告 ヘルプ

さいごに

今回ご紹介したスマートショッピングキャンペーンはもちろん、Googleショッピング広告ファインドキャンペーンGoogleに掲載(Surfaces across Google)など、ECや小売業者にとって魅力的なプロダクトが提供されています。

引き続き、Googleは小売領域のプロダクト拡充を進めていることが予想されますので、引き続き当ブログでも注目していきたいと思います。

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