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LINE Ads Platform、ダイナミック広告などのサービス拡充やセルフサーブ領域への展開を予定!LINE Ads Platform総まとめ

LINE Ads Platformタイトル

今やLINEは他のSNSを凌ぎ日常生活に不可欠なコミュニケーションインフラとなっています。LINEの強みは月間アクティブユーザー数7600万人以上、アクティブ率85%であること以上に、他のSNS、サービスではリーチできないユーザーが多くいる(※1)ことです。(※1LINEアドセンター LINEアカウント 2018年12月-2019年3月媒体資料より)

そのためユーザー数の多いLINEに配信面をもつ運用型広告LINE Ads Platformはいくつかの特徴の中でも新規顧客の獲得という大きな強みを持っています

2018年8月7日にはLINE Ads Platformの大幅刷新に関しての発表がありました。

今後の予定として、「ダイナミック広告(DPA)などの拡充による広告費用対効果(ROAS)の向上」、「2019年上半期を目処としたセルフサーブ機能の導入よるSMB領域展開の強化」、「LINEが保有するユーザーデータを最大限活用した広告配信の最適化」をすすめていくとのことです。(導入時期未定)

本記事ではLINE Ads Platformの最新情報や活用事例を踏まえながら、各サービスの特徴やメリットをご紹介します。

LINE Ads Platform(LAP)の新機能の紹介

ダイナミック広告

LINE Ads Platformのダイレクトレスポンス向け商品として、ダイナミック広告(DPA)などのサービス拡充についての発表がありました(導入時期未定)。またこれに付随して、自動入札最適化機能にアプリ内の売上を最大化する仕組みが導入されます。直接的な購買に繋がりやすいダイナミック広告が加わることで、さらなる広告費用対効果(ROAS)の向上が期待されます。

アカウント構造の改善や管理画面UIの刷新

LINEが保有するユーザーデータを最大限活用した広告配信の最適化を目的に、より適したアカウント構造への変更と管理画面UIの刷新、利用データの測定などを行うLINE Tagの提供が開始されました。 

SMB領域への展開強化

LINE Ads Platformでは2019年上半期を目処にセルフサーブ機能を導入する予定です。

現在は広告掲載のための審査工程が多く誰もが手軽に広告配信を始めるには難しい印象もありました。しかし今回の発表で、利用ハードルを下げSMB領域へのさらなる展開を加速するように動き出していることがわかります。

LINE Ads Platformとは?

特徴やメリット

LINE Ads Platformとは、予算や期間、特定のユーザー属性に合わせた広告配信を行うことのできる運用型広告配信プラットフォームです。配信面はLINEであり、LINE内での高いMAUを誇るタイムラインとLINE NEWS、その他LINEファミリーサービスへの広告配信がワンストップで可能となります。

LINE Ads Platformを活用するメリットは以下があげられます。

  • MAU6500万人以上、10代から60代までの男女と幅広いユーザー、アクション率の高さ(※2)を誇るLINEの様々な配信面に広告配信を行えるため高いリーチを期待できます。(※2参照元:http://lap-blog.line.me/ja/archives/2497878.html
  • コミュニケーションインフラとなっているLINEは他のSNSを利用していないユーザーも多く、LINE独自の層へのアプローチが可能です。そのためメリットの一つとして新規顧客の獲得を期待できます。

LINE Ads Platform活用事例

LINE Ads Platformを活用することで新規顧客獲得に成功した株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン様(以下、GDO様)の事例をご紹介します。

GDO様はLINEユーザーで接触できていない層へのリーチを広げ、新たな新規会員獲得チャネルとしてLINE Ads Platformの利用を開始しました

ゴルフグッズがもらえるプレゼントキャンペーンLPに誘導する広告を配信し、LINEログインで会員登録することをキャンペーンの参加条件とする施策を打ちました。また、当選通知をLINEで配信するフローにし、キャンペーン参加後のブロック率を下げる工夫をしました。

GDO様LINE Ads Platform活用事例

(画像引用:ソーシャルPLUS導入事例

LINE Ads Platformを活用した結果、他の広告配信よりも会員登録率が非常に高なるという成果が出ました。

また、LINE Ads PlatformとLINEログインを組み合わせたことで以下が可能となりました。

  • LINEでログインすると同時に自動で企業のLINEアカウントへの友だち追加が行われるため、ゴルフに関心の高いユーザーをLINEの友だちに追加することができました。
  • サイトやアプリの会員IDとユーザーのLINEアカウントとのID連携が可能となり、チャネルを越えてユーザーの属性や行動に合わせたOne to Oneのメッセージ配信ができるようになりました。

socialplus.jp

 

配信面

現在、LINE Ads Platformで広告配信が可能な配信面は、タイムライン、LINE NEWS、LINEマンガ、LINE BLOG、LINEポイントとなっています。 

LINE Ads Platform配信面

(画像引用:LINE

タイムライン

タイムライン訪問ユーザー6500万人以上のうち4900万人以上(※3)が月に1度以上タイムラインで広告に接触しているという、アクティブユーザーの多い配信面です。(※3参照元:LINEアドセンター LINE Ads Platform媒体資料 2018年7-9月より)

LINEのタイムラインの強みは以下のようなものがあります。

  • 公式アカウントのブロック状況に関わらず、タイムラインを利用する全ユーザーにリーチ可能です。
  • LINEは男女ともに幅広い年代に利用されており、FacebookやInstagramでリーチできない層にもリーチできます。
  • ユーザーのアクション率の高さから、新規ユーザー獲得が期待できます。(参照元:http://lap-blog.line.me/ja/archives/2497878.html

LINE NEWS

LINE NEWSはMAU約6000万人以上と高いアクティブユーザー数を誇り、250媒体以上のアカウントメディア(※4)の記事一覧ページに広告配信を行うことのできる配信媒体です。

LINE NEWSユーザーは一般生活者に比べて購買意欲が高くインフルエンサー要素を持ち合わせている(※5)ため、広告の中でも新商品販売情報や即時性のあるコンテンツとの相性が良いです。

(※4,5参照元:LINEアドセンター LINE Ads Platform 媒体資料2018年7-9月 より)

LINE NEWS内 LINE Ads Platform配信面

(画像引用:LINE

LINEマンガ

LINEマンガとはLINEが運営する電子コミックサービスであり、約2000万人のアカウントに利用されています2018年3月時点)。2017年10月よりLINEマンガアプリが、2018年3月にはLINEアプリ内のLINEマンガのページが広告配信面として加わりました。

LINEマンガはユーザーの27%が15-19歳、60%が20−30代であるため、LINEマンガに広告を掲載することで若年層のターゲットにもリーチすることが可能です。2017年2月時点) 

LINEマンガ内 LINE Ads Platform配信面

(画像引用:LINE

LINE BLOG

LINE BLOGは月間PV2億越(2017年5月時点)のブログサービスで、著名人をはじめとしたユーザーによって外部への情報発信やファンとのコミュニケーションツールとして活用されています。

読者の性年代層が幅広くLINE BLOGに広告を掲載することで幅広い層へのリーチが可能となります。その中でもLINE BLOGの読者層は女性が多く、エンタメ感度の高い女性へのリーチを期待できます。(※6)

(※6参照元:LINEアドセンター LINE Ads Platform 媒体資料2018年7-9月 より)

LINE BLOG内 LINE Ads Platform配信面

(画像引用:LINE

LINEポイント

LINEポイントはLINEプラットフォーム内で貯めて使えるポイントサービスです。LINE Ads Platformの掲載面としては2018年3月に新たに追加され、LINEアプリ内のLINEポイントのページに広告を配信することが可能となりました。 

 

LINEポイント内 LINE Ads Platform配信面

(画像引用:LINE

ターゲティング機能

LINE Ads Platformにはターゲティング機能が備わっています。

他のSNSとは異なり実名や詳細なプロフィールを登録せずに利用することのできるLINEは、オーディエンスデータが正確な属性データではなく、統計に基づく推定で割り出されています。LINEオーディエンスデータ配信では、ユーザーをLINE内での行動履歴(スタンプ購入履歴、LINE公式アカウント・LINE@友だち登録履歴など)を基に性別や年齢、地域、興味関心によって分類しており、これを「みなし属性」と表現しています。

LINE Ads Platformは、みなし属性やセグメントタグ、広告識別子を用いたターゲティング機能を備えています。 

LINE Ads Platformターゲティング機能一覧

(画像引用:LINEアドセンター LINE Ads Platform 2018年7月-9月媒体資料 p.33)

自動最適化配信

自動最適化配信とは、みなし属性や時間帯のデータなどから決められた指標内で「どの広告配信面に何をどれほど配信するべきかという入札の最適化」が自動で行われる機能です。

自動最適化配信のメリットは以下が挙げられます。

  • アクションをしやすいユーザーへの配信を最適化するため広告の精度が高くなります。
  • 広告効果に合わせてシステムが広告配信量を自動で修正します。
  • 自動最適化機能を適用している場合のみ予算スムージング機能が適用され、予算の大小に関わらず、1日中広告配信を続けることが可能になります。

Look a like(類似配信)

Look a like(類似配信)とは、対象の広告でコンバージョンした顧客やアップロードした顧客情報に類似したユーザーをLINE内で新たに探し出して、特性の似たユーザーに拡張して広告配信を行う類似配信サービスです。

ユーザー数の多さとユーザーのアクティブ率の高さから、性別、年齢、地域、興味関心の類似したユーザーをかなり正確に見つけ出すことができます。これにより新規顧客獲得が期待できます。

例えば、自社広告に反応したユーザーと類似したユーザーにだけ配信やリターゲンティングをすることで効率よく新規顧客獲得を期待することができます。

リエンゲージメント

リエンゲージメント配信とは、一度はアプリをインストールしたものの離反してしまった休眠ユーザーに対して広告を配信しアプリの再起動を促進するサービスです。

アプリの新規ユーザーの多くはインストール後に休眠状態になっています。しかし企業やブランドにとって休眠ユーザーは、そのアプリに一定以上の興味関心を持ってくれた重要な存在であり、休眠ユーザーを復帰させることは売上の最大化に効果的にはたらきます。

日常的な接触率の高いLINEでリエンゲージメント広告を配信することでユーザーのアプリ復帰を期待できます。

リエンゲージメント

(画像引用:LINE

配信メニュー

LINE Ads Platformには通常配信の他に、LINE Ads Platform CPF(Cost per Friends)、ファーストビュー、リーチアンドフリークエンシー、ブランドリフトサーベイの4つの配信メニューがあります。通常配信以外のメニューは別途の申し込みが必要です。

通常配信

LINE Ads Platformの通常配信では、プロモーションのKPIを最も効率的に達成することを目的に、タイムライン・LINE NEWS・LINEマンガ・LINE BLOG・LINEポイントへ配信されます。

みなし属性によって年齢・性別・地域・興味関心のターゲティングが可能であり、セグメントを用いて広告を受け取るユーザーを指定・除外することが可能です。

ただしリーチの最大化を目的としていないため、フリークエンシーの上限を設定することはできません。

LINE Ads Platform CPF(Cost per Friends)

LINE Ads Platform CPFとは、LINE Ads Platformの広告を通じてLINEアカウントの友だちを獲得する広告商品で、2018年2月にリリースされた新たなサービスです。別途申し込みが必要とはなりますが、LINE独自のユーザー層への高いリーチと新規顧客獲得というLINE Ads Platformの強みを活かし、自社サービスへの関心度の高いLINE友だちを増やすことが可能です。

LINE Ads Platform CPFのメリットは以下が挙げられます。

  • LINEスタンプの獲得のようなインセンティブを用いることなく、自発的に友だち追加を促すため関心度の高い「友だち」の獲得が期待できます。
  • 友だち登録時に初めて料金が発生する「友だち追加課金型(CPF)」であるため、LINEスタンプを活用した施策より低コストで開始することが可能です。

LINE Ads platform CPF(Cost per Friends)

(画像引用:LINE

ファーストビュー

ファーストビューとは、1日1社限定で最大24時間もの間タイムラインの広告掲載面の最上部に広告を掲載することのできるサービスです。

24時間タイムラインの広告掲載面の最上部に配信されているため、生活スタイルの異なる幅広いユーザーに抜け漏れなくリーチすることができます。 

リーチアンドフリークエンシー

リーチアンドフリークエンシーとは、1ユーザーあたりの広告表示回数(フリークエンシー)と配信期間を指定し、タイムライン面での配信を通常より優先的に行うことのできるサービスです。

1ユーザーあたりの広告表示回数(フリークエンシー)が指定され、通常配信より優先されるため、短時間でより多くのユーザーにリーチすることが可能です。

ブランドリフトサーベイ

ブランドリフトサーベイとは、対象広告の接触者と非接触者に対して対象広告の効果測定を行うサービスです。連携する調査会社が広告認知度やブランド好感度などについて調査した後、調査結果のレポートが作成されます。

調査レポートでユーザーの反応・広告効果を正確に把握することができるため、その後のマーケティングに繋げることができます。

課金体系

LINE Ads Platformでは、CPM、CPC、CPFの課金体系を用いています。

通常配信やセグメント配信において静止画広告はCPC課金、動画広告はCPM課金となります。

また、LINE Ads Platformを通じてLINEアカウントの友だちを獲得できるLINE Ads Platform CPFをご利用の際にはCPF課金が適用されます。このCPF課金は、ユーザーが友だち追加ボタンをクリックしたタイミングにて課金されます。

まとめ

リリースから2年が経過したLINE Ads Platformですが、現在より多くの企業・ブランドが効果的に広告運用が可能になるように続々と刷新されて来ています。

今回の発表の通りSMB領域など今後はさらに多くの企業・ブランドがLINE Ads Platformを使いやすくなり、またダイナミック広告の導入などさらに費用対効果の高いものになります。

新機能の情報をいち早く獲得し、活用していきましょう。また新規顧客獲得に効果的なLINE Ads Platformを今後新たに活用し始めてみてはいかがでしょうか。 

(TOP画像引用:LINE) 

(執筆:寺田)