Feedmatic Blog

フィードフォースが「データフィード」「ダイナミック広告」「ID連携」を軸に、新しいマーケティングのトレンドや実践的なノウハウを発信するブログ。

広告代理店の新しい潮流「コンサルティング型広告代理店」とは?

広告代理店の新しい潮流「コンサルティング型広告代理店」とは?

変化が激しいアドテクノロジーの領域において、アドテクノロジーだけではなく広告代理店のあり方にも大きな変化が起こっています。

インターネット広告の分野では、主に総合型インターネット広告代理店が業界を牽引してきましたが、最近ではテクノロジーに強く少数精鋭で特定の分野に強みを持つ「コンサルティング型広告代理店」が注目を集めています

本記事では、広告代理店のトレンドとコンサルティング型広告代理店について解説します。

インターネット広告と広告代理店のトレンド

インターネットの登場で広告業界は大きく変わりました。

インターネット広告が出始めた頃はバナー広告が中心で、新聞や雑誌などの広告と同様に「枠売り」が主流でした。あくまでマス広告の延長であり、そのため広告主も大手企業が中心となります。

その後リスティングやアドネットワーク・DSPなどの「運用型広告」が登場し、低価格でインターネット広告を始めることができるようになり、インターネット広告の裾野は広告予算が少ない中小企業にまで拡大していきます。

市場全体のインターネット広告費は年々増加し、電通が発表した2017年日本の広告費によると、2017年のインターネット広告費は1兆2206億円となっており4年連続での二桁成長になっています。この大きなトレンドにより、インターネット広告代理店も成長を遂げていきます。

アドテクノロジーが進化する中での総合型広告代理店に依頼するメリット・デメリット

インターネット広告市場は今も成長を続けており、新しい広告媒体がどんどん増えています。

基本的に広告代理店は顧客の要望に応じて様々な広告・広告メニューに対応しています。
バナー広告の販売からスタートしたインターネット広告代理店は、その後リスティング・アフィリエイト・アドネットワーク・DSP・ダイナミック広告・動画広告・アプリインストール広告など、取扱うメニューが年々増えていきます。結果的にあらゆるインターネット広告メニューを取り扱う総合型インターネット広告代理店へと発展していきました。

さらにここ数年は、広告メニューの拡大とともにアドテクノロジーも進化しており、インターネット広告代理店も媒体や広告運用の知識・スキル以外にも、タグ・データフィード・サイト構造の理解などテクニカルな知識・スキルも求められるようになってきました。

しかし、広告メニューが複雑になりテクノロジーへの理解が求められる中、広告代理店側のテクノロジーに関する理解が追いつかず、広告媒体のポテンシャルを100%発揮できないケースが増えています。最近の広告メニューは運用調整だけで成果を上げるのは難しく、深い媒体知識やエンジニアリングの力が必要になります。時間が経過するにつれてアドテクノロジーは進化していくので、この傾向は今後より強まっていきます。

大手広告主など、広告代理店の優秀かつ的確な担当者がアサインされれば問題ないのですが、そうでない場合、媒体のポテンシャルを発揮しきることができないため広告効果が高まらず不満がたまっていくという問題が発生します。

では、広告効果がなかなか改善しない場合はどうすればいいのでしょうか?

それは、得意分野を持つコンサルティング型広告代理店と取り組み、社外を巻き込んだ「最適なチーム」を構成することです。

コンサルティング型広告代理店の登場

総合的に様々な広告メニューを扱うインターネット広告代理店とは違い、独自の強みを活かして専門分野で強みを発揮する「コンサルティング型広告代理店」が最近注目されています。

昨今の運用型広告は機械学習の有効活用やテクノロジーの活用が必須となっています。これらを駆使して顧客のビジネスに貢献するのが「コンサルティング型広告代理店」です。コンサルティング型広告代理店には3つの特徴があります。

コンサルティング型広告代理店の3つの特徴

テクノロジーに強い

今後の運用型広告ではテクノロジーの活用は欠かせません。タグ・データフィードの構築やチューニング・データ分析・API活用など、幅広いテクノロジーの活用が求められます。これらの最新の動向を把握し高いレベルで対応できるのが特徴です。

独自のフレームワークがある

機械学習をフル活用した媒体が増えている中、細かいチューニングを行っていくことも重要ですが、そもそもの初期設計のノウハウや機械学習を促進させるためのテクニックなど汎用的に活用できるノウハウがあります。コンサルティング型広告代理店ではそんなノウハウを独自のフレームワークとして確立しています。顧客毎に完全カスタマイズをした広告運用をするのではなく、独自のフレームワークを活用してベースを作ります。そこからクライアントの戦略・戦術に合わせてカスタマイズしていきます。

運用担当者=コンサルタント

少数精鋭で行っているので運用担当者のレベルが高いのも特徴です。最新の知識やノウハウを持っており、ブログによる情報発信、書籍の執筆、イベント登壇、メディアでの記事寄稿なども積極的に行っています。このようなことができるのも、運用ロジックやノウハウをしっかりとフレームワークに落とし込んでいるためです。

コンサルティング型広告代理店では各社得意分野があるので、配信を検討している媒体やマーケティング課題に合わせて最適なコンサルティング型広告代理店を選択する必要があります。

マーケティング戦略や課題に合わせて、最適な広告代理店を選択する

広告メニューが複雑化する中で一部の広告代理店がテクノロジーを強みにして専門化していくのは必然の流れです。

まず、どの広告をインハウスで行い、どこを広告代理店にお願いするのかの棲み分けをしっかりと行います。広告代理店にお願いする場合は広告毎に強みを持つコンサルティング型広告代理店に依頼し、外部リソースを含めて最適なチームを構築する必要があるのです。

リスティングはインハウスで行い、ダイナミック広告はコンサルティング型広告代理店と一緒に取り組むなど、自社の広告課題に応じて適切なコンサルティング型広告代理店に依頼しドリームチームを作りましょう。

最後に、コンサルティング型広告代理店を一部ご紹介します。
自社のマーケティング戦略や課題に合わせた最適な広告代理店選択の参考にしていただければと思います。

アナグラム株式会社 ( https://anagrams.jp/ )

運用型広告のリーディングカンパニーとして、リスティング広告をはじめ、Facebook広告、Twitter広告などのソーシャル広告まで幅広い運用型広告コンサルティングを実施。

アタラ合同会社 ( https://www.atara.co.jp/ )

運用型広告関連コンサルティングを軸に、広告レポート支援システムのほか、APIを活用したマーケティングシステム開発、最適化オペレーションまで幅広く支援。

株式会社フィードフォース ( https://www.feedforce.jp/ )

株式会社フィードフォースが提供する Feedmatic では、主にダイナミック広告及びデータフィード広告を中心に、広告運用及び企業内でのインハウスの広告運用支援を実施。「データフィードの最適化」×「適切なタグ・パラメータ設計による効果測定」×「高速PDCAを回し機械学習を促進させる運用」の組み合わせによる広告効果の最大化に強みをもつ。

 

 この記事を書いた人

f:id:feedmaticblog:20180919123613p:plain

澤井和弘  

株式会社フィードフォース Feedmaticチーム マネージャー

2001年から2011年まで、求人メディア運営会社にて、営業・営業企画・Webマーケティングを担当。2012年に株式会社フィードフォースに入社し、各サービスのマーケティングを担当。現在は、ダイナミック広告運用サービスFeedmaticのマネージャーとして日々精進中。