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Facebook広告の効果測定、インフルエンサー活用によるキャンペーン効果の最大化他〜Facebook Agency Expo 参加レポート(後編)〜

2020年1月30日(木)に開催された「Facebook Marketing Partners Agency Expo TOKYO」参加レポートの後編です。

前編では、Instagramストーリーズ広告ではどんなクリエイティブが効果的なのか?と、ユーザーシグナルの重要性について、セミナー内容をまとめさせて頂きました。後編では、「広告の効果測定」と「インフルエンサー活用によるキャンペーン効果の最大化」について、レポートします!

※前半と同様、セミナー中の画像は公開不可となりますため、文章でご説明させて頂きます。

広告の効果測定

WEBマーケターなら誰しもが気になる「広告の効果測定」。ニールセンの調査によれば、広告のクリック率と各種広告効果(広告想起/ブランド認知度/購入意向)の間には、強い相関関係は認められないという分析が発表されています。(参考:https://markezine.jp/article/detail/17658

そうした中、「広告結果をどう測定して評価すべきか」に対して、明確な結論を得られている企業は多くないと思います。しかしながら、米コンサル会社、ベイン&カンパニーによる調査では、マーケティング成熟度ランキングにおけるTOP100社は、ボトム100社と比較するとビジネス目標の達成・市場シェアの増加・収益拡大の可能性が4倍高いという結果もあり、正しい効果測定はビジネスの成果を促進できる、とFacebookは語っていました。

適切な効果測定のプロセスとは

現代では、カスタマージャーニーが非常に複雑化し、正確に広告の成果を評価することが難しくなってきているため、Facebookとしては以下のプロセスで効果測定をすべき、とのことです。

広告効果を正しく把握するために

計測のソリューションには、ABテストなど自社対応となるセルフ型や、Facebookの機能を使用したもの、又はサードパーティーツールでの測定方法など様々ありますが、当日はFacebookが用意しているコンバージョンリフトテストをピックアップ。

コンバージョンリフトテストとは、広告接触グループと、非接触グループの2つに分け、その他の条件は可能な限り等しくなるようにし、2グループで発生したCVの差分から広告効果を評価する、というテスト方法です。

実際にネスレ様でFacebook動画広告のコンバージョンリフトテストを実施したところ、ラストクリックCVは少なかったものの、実際にはその40倍のCVに貢献していた事がテスト結果で分かったそう。

広告の評価方法にモヤモヤを抱きながらラストクリック評価で効果を判断しているものの、まだ実際にコンバージョンリフトテストを実施したことのある企業は少ないと思います。今実施している施策の本当の効果を知る為にも、一度、こういったリフトテストにトライされてみてはいかがでしょうか。思ってもいなかった結果を得られて、今後の施策方針が一変するかもしれません。

インフルエンサー活用によるキャンペーン効果の最大化

お次は、インフルエンサーマーケティングエージェンシーのVampさんと、実際にInstagramを中心にインフルエンサーとして活躍中の坂美来乃さん(@rockbq69)と金山 大成さん(@kanayamataisei)、Facebookのファシリテーターさんの計4名での対談形式のセッション。

お二人ともファッションが中心のオシャレな投稿が多いのですが、それもそのはず、坂さん、金山さん共にアパレル関係でお勤めというプロフェッショナルの方々でした。本業でお勤めの合間に、インフルエンサーとしても活動をしているそうです。

坂さんは日々のファッションやヘアースタイルを投稿し、若いユーザーを中心に多くのフォロワーを抱えています。金山さんも同様ですが、投稿する前に画像をPCで編集、テキストを載せ、オリジナルの雑誌コンテンツのような見せ方をしているのが特徴的。共にファッションの参考にしているフォロワーが多そうです。

フィードとストーリーズの使い分けで坂さんがお話していたのは、フィードは新しいフォロワーを獲得するために「目に付く画像」を、ストーリーズはフォロワーに共通部分を見つけてもらう為に私生活など「自分らしい部分」を投稿しているようです。人気インスタグラマーならではの使い分けですね。

インスタのメリットについてお二人とも共通していたのは、検索性の高さ。画像で探せるSNSの良さがあり、特に金山さんは、旅先でご飯屋さんを探すときもGoogleよりもリアルな結果を得ることができるので重宝している、とお話されていました。「ググる」よりも「タグる(ハッシュタグ検索)」ことの方が多いとか。

Facebook Agency Expo TOKYO

*左から、金山さん、坂さん、Vamp椿さん

キャンペーン成功のポイント

インフルエンサーとして企業とコラボした際は、1投稿で企業のフォロワーが1日で8,500人増えたり、アプリをダウンロードしたフォロワーが数百人規模に至るなど、多くの実績があるようです。

ただこうした成功も、ブランド(企業)とインフルエンサーの相性を事前にしっかり見定めることが大事だとVampさんは仰っていました。Vampでは、依頼があった際はブランドや目的に合わせてインフルエンサーをイメージし、募集・応募、候補の提案・選定と、インフルエンサー決定に至るまでのステップには多くの時間を割き、相性を見極めているそう。

坂さん、金山さんも「自分が本当にその商品を良いと感じられるか、フォロワーに紹介したいと思うかを考えている」「嘘は付きたくない」とのことで、前提として自分の気持ちに正直になった上で、フォロワーの目線に立ち、何をどう伝えるかはかなり意識されているようです。

「PR案件」で炎上するケースも散見されますが、インフルエンサーの想いにマッチしているかどうかが問題とのこと。よく見ているフォロワーは、「PR」の文字を記載しない案件についても、普段の投稿との違和感から「らしくない」と感じて、PRであることを見抜き、DMで指摘してくるケースもあるようです。
同様に、投稿内容に細かく指示が入ると、アカウントの世界観からズレていく事も多い為、ある程度はインフルエンサー自身に委ねる事も大切であると語っていました。

また、坂さんは1日でDMが100~200通程も来るらしいのですが、小さなことでも関係性を大切にしたいという思いから、本業の合間に全て返信をしているとのこと…。こうした積み重ねによりフォロワーとの結び付きが強く、彼らの投稿1つでも大きな流れが生まれていく、とのことでした。

最後に、「インフルエンサーの自主性を尊重し、投稿後のフォロワーとのコミュニケーションを見据え、透明性のあるコンテンツを届けること」が、インフルエンサーマーケティング成功の秘訣であるとの結論付けていました。確かに、PR案件と分かっていてもインフルエンサーと商品がマッチしていて、本当に魅力ある内容であれば、楽しく見ることができますよね。
リアルな現場の感覚を聞くことができ、非常に学びの多いセッションでした。

まとめ

Facebookとしても初となるマーケティングパートナーイベントに参加しましたが、非常に多くの方が参加しており、Facebook・Instagramの影響力や注目度の高さを感じました。

合計4セッションに参加して共通して言えるのは、ユーザーとのタッチポイントが複雑化し、適切に情報を伝える事の難易度がかなり上がっていること、ただし、正しいステップで最適化を進め、改善を繰り返すことができれば確実に成功へ近づくことができる、という点。
本質を見極める努力を惜しまず、業界がより良い方向へ向かえるような取り組みを続けていきたいです。

皆様のマーケティング活動において、今回のレポートが何か1つでもヒントになれば嬉しく思います。

コンサルティング型広告運用サービス「Feedmatic」について

弊社フィードフォースが提供する「Feedmatic」では、Facebookを始めとしたダイナミック広告及びデータフィード広告を中心に、広告運用及び企業内でのインハウスの広告運用支援を実施しております。

Feedmaticは「データフィードの最適化」×「適切なタグ・パラメータ設計による効果測定」×「高速PDCAを回し機械学習を促進させる運用」の組み合わせによる広告効果の最大化に強みを持っています。

Facebook(Instagram)ダイナミック広告やCriteo、Googleの実施や効果的な運用の実施に関するご相談については、下記URLよりお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人
杉崎 五郎

株式会社フィードフォース Feedmaticチーム

データフィード構築・広告運用改善・ソーシャルログインでの会員化促進等、WEBビジネスの最大化を幅広く支援。現在はダイナミック広告運用サービス「Feedmatic」の専任として、主に売上や流入拡大を目的とした広告のコンサルティングセールスを担当。

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