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LINEミニアプリ(LINE Mini app)の先行事例がリリース!LINEミニアプリの特徴やメリット、活用のポイントとは?

LINE Mini app_OG

みなさんは、日常的にどれくらいの数のスマホアプリを利用していますか?

世の中には無数のアプリが存在し、開発したアプリの利用を促すたの広告メニューがあるほど、アプリの新規顧客を獲得し、継続利用してもらうことは容易ではありません。そこで、近年注目を浴びているのが「ミニアプリ」です。

ミニアプリとは、自社サービスのアプリを開発することなく、既に多くのユーザーが利用するアプリの中に自社サービスを展開することができるものです。特に代表的なものとして、中国で10億以上のアカウントをもつWeChat(微信)のミニプログラム(小程序)があります。

昨年LINEは、「LINE」アプリ内に企業や店舗がサービスページや予約フォーム、クーポン機能、ポイントカード機能、支払い機能、お知らせ機能などの基本機能を展開できる「LINEミニアプリ(LINE Mini app)」のローンチ計画を発表し、注目を浴びました。

この時点では、LINEミニアプリがどのようなもので、どのような使用感なのか不明でしたが、今月2020年1月になって、LINEミニアプリの先行事例がリリースされています。

今回は、LINEが提供するミニアプリ「LINEミニアプリ」の先行事例を紹介しながら、LINEミニアプリの特徴やメリット、今後どう活用していけばいいのかについてお伝えしたいと思います。

LINE ミニアプリ(LINE Mini app )とは

LINEミニアプリは、2019年6月に開催された「LINE CONFERENCE2019」において発表された新たなサービスプラットフォームです。

LINEミニアプリは、多くのユーザーが日常的に使用するLINEアプリの中に、特別な開発をすることなく自社のWebサイトやアプリにかわる機能を開設できるサービスです。

LINEミニアプリが提供する主な機能

  • Membership card(ポイントカード機能)
  • Coupon(クーポン機能)
  • Reservation(予約フォームの設置)
  • Payment(支払い機能)
  • Notification(お知らせ機能)

LINE Mini appの5つの機能(画像引用:LINE

LINEミニアプリの特徴とメリット

アプリの開発は不要

開発コストをかけることができない場合や、開発の知識がない場合であっても、LINEアプリ内で自社サービスを提供することができます。
また、ユーザーはアプリのダウンロードが不要で、LINEアプリを利用しているユーザーであれば、利用することができます

OMOの実現

LINEミニアプリは、オンラインとオフラインの隔たりをなくし、OMOの実現を目指すプラットフォームとして提供されることからも、リリース時提供されている機能は実店舗を展開する企業にとって活用しやすいものとなっている印象です。

利用する企業は、自社サービスのメニューや料金などのサービス情報、予約フォームの設置、クーポン発行、ポイントカード機能、支払い機能など提供されている機能の組み合わせで、オリジナルのアプリを提供することができます。

LINE公式アカウントの連動でシームレスなユーザー体験を提供

企業や店舗は、LINEミニアプリで予約受付や会員証やポイントカードの発行、支払い機能を提供しながら、LINE公式アカウントを通じて集客やリマインドなどのプッシュ通知など各種メッセージが配信できるため、ユーザーとの様々なコミュニケーションをLINEに集約することができます。

これはユーザーにとっても大きなメリットとなりそうです。
例えば、従来であれば、予約は電話やWebサイトで行い、予約確認の通知はメールで確認、ポイントカードは紙ベースで来店時には持参しなくてはいけなかったものが、すべてLINEアプリで完結できるようになります。

LINEミニアプリの先行事例

アパレル業界初!会員証機能搭載も!「PAL CLOSET」のLINEミニアプリを提供

多数のアパレルブランドを全国展開する株式会社パルは、2020年2月25日より、全国のパルグループの店舗やオンラインストアで提供する会員サービス「PAL CLOSET」LINEミニアプリの提供を開始しました。

「PAL CLOSET」LINEミニアプリでは、同社が展開するさまざまなブランドの店舗とオンラインストアで共通で使える会員証を展開しています。

LINEアプリ内の会員証をタップすると、会員証バーコードと保有ポイント数が表示され、「新規会員登録」や「既会員のID連携(EC ID連携)」を促す導線が用意されています。

 

PAL CLOSET LINEミニアプリ

店頭では会員証バーコードをレジのスタッフに提示し買物することで、LINEのトーク画面上で電子レシートを受け取ることができます。電子レシートには、購入明細以外にも購入した商品の詳細情報やスタッフによるコーディネート、チェックしたアイテムを確認することができ、掲載しているアイテムはLINEミニアプリ上で購入することも可能です。

リザービア、美容室Ash及びTAYAのLINEミニアプリを提供

美容・リラクサロン向け予約サービスを提供する株式会社リザービアは、2020年1月21日より美容室Ash及びTAYAのLINEミニアプリの提供を開始しました。

AshのLINEミニアプリでは、初回起動時に、数多くある店舗の中から利用する店舗を選びます(エリア選択→店舗選択)。予約時は、スタッフ・メニュー・座席在庫情報を利用して、スマホのタップ操作だけで簡単に美容サロンのオンライン予約が完結できます。

Ash_LINEミニアプリ画面(画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000035976.html

 

TAYA_LINEミニアプリ画面

美容室やサロンなど、多店舗を展開しているケースでは、LINEミニアプリ内でユーザーに店舗を選択してもらうことで、店舗毎のミニアプリを展開できます

Developers.IO CAFE

クラスメソッド株式会社は、2020年1月16日より「Developers.IO CAFE」LINEミニアプリを先行事例として提供開始しました。

Developers.IO CAFE(デベロッパーズ・アイオー・カフェ)は、現金を扱わず、ウェブサイト上で注文や支払いを行う新体験型カフェです。

「Developers.IO CAFE」LINEミニアプリでは、ドリンクや軽食などのモバイルオーダーが可能です。また、ウォークスルー購入時の支払い方法を事前にミニアプリ内に登録することで、QRコードを読み取り、自分で商品を棚から取り出すだけで自動で支払いを完了し、商品を購入することができます。

「Developers.IO CAFE」LINEミニアプリ

LINEミニアプリを利用するには?

LINEアプリを利用するには、以下の2つの方法があります。

【LINEアプリから利用】

  1. ホームタブからサービスタブをタップ。.「主なサービス」より該当サービスのミニアプリを起動
  2. LINEログインによる認証
  3. LINEの権限許可画面にて「許可する」をタップ
  4. LINEミニアプリが起動

【QRコードやURLから直接起動】
他にはQRコードやURLから直接起動することも可能です。

現状、実際にLINEミニアプリに到達するには、LINEのホームタブからユーザーが利用したいサービスを選択するか、QRコードやURLから直接起動するしかなく、
今後、正式リリースとなった場合は、LINEミニアプリを利用してもらうまでの導線をどう設計するかがポイントとなりそうな気がします。

※2020年2月10日追記

2020年2月3日、iOS版LINEのバージョン10.1.0アップデートがリリースされ、新しく追加された「サービスの表示カスタマイズ機能」により、ホームタブからLINEの各サービスにアクセスしやすくなりました。最大6つまで任意に選んだサービスの表示・非表示を設定できるので、よく利用するサービスや機能をすぐに起動することができるようになりました。(※Android OSは現時点では非対応)

筆者のLINEアプリでは、アップデート後デフォルトでホームタブ内のファーストビューに表示される「サービス」内に、先日追加したLINEミニアプリが表示されていました。今後はホームタブのサービス内に、日常的に利用するLINEミニアプリを追加することで、もっと簡単に起動することができるようになります。LINEホームタブ

LINEミニアプリを効果的に活用するために

LINEミニアプリの先行事例がリリースされたことで、LINEミニアプリのおおまかな概要がわかってきました。

実際にLINEミニアプリを起動してみて感じたことは、ここでもLINEミニアプリの一機能を単体で検討するのではなく、LINEの各種サービス、特にLINE公式アカウントといかに連動して活用するかがキーになってくる印象を受けました。

Developers.IO CAFEでは、LINEミニアプリの初回起動時にLINE公式アカウントへの友だち追加とID連携を同時に行っています

これにより、以後、LINE公式アカウントを通じたメッセージングはもちろんのこと、トーク内のリッチメニューにLINEミニアプリへの導線を設置し、ユーザーが利用したいときにすぐ利用できる仕組みを提供しています。

Developers.io CAFE_LINEミニアプリ_リッチメニュー

LINEミニアプリを効果的に活用するためには、アプリ単体で検討するのではなく、LINE公式アカウントの運用も含め、総合的に検討していくことが重要なのではないでしょうか?

「ソーシャルPLUS」について

LINE社のTechnology Partner(※)である弊社では、ソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」を提供する中で、LINEログインによるID連携や自動友だち追加の導入など、LINEのAPIと連携した技術開発やサービス提供を行っております。多くの企業様のLINE活用をサポートさせていただく中で、LINEに関する仕様からLINEを活用したマーケティング施策のトレンドまで最新情報のキャッチアップを積極的に行っております。

LINEを活用した企業のOne to Oneコミュニケーションに関して不明な点などお気軽にお問合せください。

※弊社フィードフォースは、「LINE Biz-Solutions Partner Program」において「LINE Account Connect」部門の「Technology Partner」に認定※1されております。
※1 プレスリリースはこちら:https://www.feedforce.jp/release/19020/

(執筆:松元)

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