Criteoタグ、正しく設置できていますか?Criteoタグの種類や確認方法を解説

そのタグ設計、本当に正しいですか?

ダイレクトレスポンスを狙った施策として、必須とも言えるダイナミック広告。多くの企業が利用し、日々数字の進捗を確認されていると思います。

しかしながら、媒体管理画面や代理店から渡されるレポートに記載されている、Imp、Click、CVといった数値以外、例えばタグの発火状況や配信クリエイティブ等について、ご自身で確認された事があるマーケターさんは、意外に少ないのではないでしょうか?

広告の成果を上げる為に、データフィードを中心とした改善施策の重要性は、これまで当ブログでも何度か取り上げてますが、もう1つ成果を大きく左右する要素がタグです。タグはユーザーの行動データを学習材料とし、成果向上の為に重要な役割を担っているものの、意外にも、正しい設計がされていないアカウントが散見されます。最低限のタグだけが設置されていたり、情報を送ることができていなかったり、1回の訪問で2回発火していたり…。こうなると、いくらフィードやクリエイティブを改善させても媒体が学習を進めることができず、最大限のポテンシャルを発揮させることは難しくなります。例えば、Aさんは商品を1回見ただけなのに、タグが2回発火していると「2回見た」と媒体は間違って学習を進めてしまい、実際は購入意思は低いのに、購入確度の高いユーザーとして高く入札してしまうことも。

配信開始後は放置されがちなタグですが、改めてご自身の目で発火状況をチェックすることができれば、こういった悲劇を避けることができます。そこで今回は、まずは代表的なものでCriteoタグのチェック方法を解説していきます。

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Criteoタグの種類

初めに、Criteoタグの種類からご説明します。各ページごと、以下5つが用意されています。

  1. トップページタグ/トップページを訪問したことを計測
  2. リストタグ/検索結果またはカテゴリページや一覧ページに表示された複数の商品を計測
  3. 商品タグ/閲覧した商品を計測
  4. カートタグ/買い物カゴページを閲覧したことを計測
  5. コンバージョンタグ/購入された商品、価格、購入個数等を計測

③⑤は必須、①は強く推奨、②④は推奨、と、設置の優先度が定められてます。必須のタグだけを設置しているケースも多いのですが、情報はあればあるほど機械学習を向上させることができるので、可能であれば全てのタグを設置しましょう。※場合により意図的に外しているケースもありますが、特別な事情が無い限りは全てのタグを設置頂くのがお勧めです。

また、タグの種類に応じて、商品IDや価格、購入個数、サイトタイプやハッシュ化されたemailアドレスなど、様々な情報を送る事もできます。これらの情報も配信精度向上に繋がりますので、可能な限り多くのデータを正確に送るように実装しましょう。

Criteoタグのチェック方法

今回は、Criteoから推奨されているGoogle Chromeを使った確認方法を解説します。

  1. タグ設置が完了しているサイトをGoogle Chromeで開く
  2. キーボードのF12キーを押し、デベロッパーツールを開く
  3. [Network]タブの[Filter]に[widget.criteo]と入力する
  4. ページをリロードする
  5. [Name]欄で表示された通信をクリックし、[Headers]の[Query String Parameters]で取得している値を確認

④の時点で[Name]に何も通信が表示されていなければ、そのページではタグが発火していません。また、状況により発火のタイミングが遅いケースもあるので、その場合も、現在使用していない無駄なタグを削除する等、発火スピードの改善も検討しましょう。また、2つ通信があれば、2回タグが発火しているということなので、意図した設定でなければ1回だけ通信されるように修正しましょう。

Criteoタグの確認方法

どんな情報をタグで送っているのか?

⑤では、具体的に何の情報をCriteoへ送っているのかを確認することができます。

例えば、e=vh と表示されていればTOPページ、e=vl は一覧ページ、e=vp は商品詳細ページ、e=vb は買い物カゴページ、e=vc は商品購入ページである、という情報がCriteoへ送られています。ここでも、該当のページに対して正しいイベントが送られているか、確認しましょう。site_type= では、m がモバイル、t がタブレット、d がデフォルト(PC)と、ユーザーの閲覧環境を送ることができます。また、商品詳細ページでは、閲覧されている商品毎に商品ID(p=)を動的に送る必要があります。その点でも正しくIDが送信されているかをチェックしましょう。

商品詳細ページなのに e=vl と表示されていたり、PCでチェックしているのに site_type=m と表示されていたりした場合は、修正の必要がありますね。また、発火すべきページで通信が確認出来なかった場合も、タグの設定状況や発火条件(トリガー)を確認してみましょう。

また、カートタグやCVタグでは、商品価格(pr=)や商品点数(q=)、ハッシュ化されたメールアドレス(m=)等も送ることができます。これらは実装の難易度が上がる為、送信できているアカウントは多くないのが現状ですが、全て正しく送ることができると配信精度の向上に繋がりますので、ぜひトライしてみて下さい。

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Criteoの場合、カートに移ったタイミングで情報が「エンコード」されており、そのままではどんな情報が送られているのか読み取る事ができません。エンコードされた情報は「デコード」することで、可読性のある情報に変換することが出来ます。

※エンコードとは?
データを別の形式に変換することをエンコード(符号化)といいます。人間が理解できる文字や音声、映像といったアナログ情報をコンピューターが認識できるデジタル情報に変換することを指します。またエンコードされた情報を、人間が見たり、聞いたりできる情報に戻すことをデコードといいます。(一部引用:コトバンク

【 デコードの方法 】

  1. p=以降の文字列をコピー
  2. こちら( https://tech-unlimited.com/urlencode.html )のサイトで、「デコードする」にチェックし、先ほどコピーした文字列を貼り付け
  3. 変換ボタンを押す
    ※1回でデコードされない場合は、表示された文字列をもう一度デコードすると読めるようになります。

URLデコード

チェック項目

以下のチェック項目を参考にCriteoタグが正しく設置されているか確認してみてください。

  1. 関連ページ全てにタグが設置されているか
  2. 動的に値(商品ID、価格、個数等)を送信できているか
  3. 5つのタグが全て設置できているか
  4. 正しく発火できているか(意図しない制御がかかっていないか)

まとめ

いかがでしょうか。ダイナミック広告のタグは種類が多く設置方法も複雑なので、あまり積極的でない方も多いのですが、実際にやってみると、とても簡単に、ものの数分で動作確認ができると思います。

Criteoに限らず、機械の性能は日々驚くほど進歩しており、広告運用においても自動化の流れへと大きく傾いております。デバイスやメディアが様々な形で絡み合い、可処分時間が分散化している現代においては、機械の力を上手に活用することで、ユーザーから必要とされる情報を適切に届けることが可能になります。

進化を続ける優秀な機械の力を100%使い切る為にも、タグの設計は非常に重要な要素となりますので、これを機に一度設計状況を見直して頂き、少しでも改善のポイントを発見して頂けたら幸いです。

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弊社フィードフォースが提供する「Feedmatic」では、Criteoを始めとしたダイナミック広告及びデータフィード広告を中心に、広告運用及び企業内でのインハウスの広告運用支援を実施しております。

Feedmaticは「データフィードの最適化」×「適切なタグ・パラメータ設計による効果測定」×「高速PDCAを回し機械学習を促進させる運用」の組み合わせによる広告効果の最大化に強みを持っています。

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