2019年10月17日Facebookは、かねてよりテストを行っていた「Facebook検索広告」が、すべての広告主において利用可能になることを発表しました。今後は、自動配置に「Facebook検索結果プレースメント(Search)」が含まれるようになります。
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Facebook検索広告とは
Facebook検索広告とは、検索キーワードにあわせて、Facebookニュースフィードの一般検索及びMarketplace(日本未対応)の検索結果に表示される広告です。
Facebookの検索広告は、Googleのように広告主がキーワード単位で指定・入札するのではなく、広告主が選択したユーザーベースのターゲティングオプション及び、広告(広告テキスト、商品、カテゴリ、タイトル、ディスクリプション)と検索語句(英語とスペイン語)との関連性に基づいて決定されます。
今後、自動配置を使用するすべての新しい広告キャンペーンには、Facebook検索結果プレースメントが自動的に含まれます。逆に、Facebook検索結果に広告を表示したくない場合は、手動で配置を設定し、Facebook検索結果やMarket Placeを選択解除する必要があります。
配置とは?
Facebookでは広告を掲載できる場所のことを「配置」と呼んでいます。配置の利用方法には、自動と手動の2種類がありますが、特段の理由がない場合、自動配置を選択することが推奨されています。自動配置では、Facebookの配信システムにより、配置ごとの最小平均単価ではなく、全体の最小平均単価で最も多くの最適化イベントを獲得できるように、機会学習が働き広告の配信を最適化します。
Facebook、Instagram、オーディエンスネットワークと、パフォーマンスの良い配置に対し効率的に予算を消化されることで、全体の最小平均単価でより多くのCVを獲得することができ、その結果、パフォーマンスの良い配置に対し、より多くの予算が動的に配分され、より多くの人に効率よくリーチできるようになります。
(画像引用:Facebook)
さいごに
Facebookの公式発表によるとFacebookの検索広告は、Googleのように広告主がキーワード単位で指定・入札するのではなく、広告主が選択したターゲティングオプション及び、広告と検索語句(英語とスペイン語)との関連性に基づいて決定される点が非常にユニークな点です。
日本語検索の場合、どう作用するのかなど詳細は未定ですが、引き続き注目していきたいと思います。
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- https://www.searchenginejournal.com/facebook-ads-in-search-results-rolling-out-to-more-advertisers/330873/
(執筆:松元)