※2020年4月9日 エクストラバッヂ仕様変更につき一部更新
ダイナミック広告のクリエイティブが表示された際、商品画像の上に「〇〇%OFF」や「人気」といった文字が表示されているものを、目にされた事がある方は多いのではないでしょうか?名称は異なるものの、各媒体には、ダイナミック広告の商品画像の上に「アイコン画像」を表示させるクリエイティブのオプション機能が用意されています。
今回は、ダイナミック広告における効果改善テクニックとして、改めてこの機能を利用するメリットや、活用事例を解説させていただきたいと思います。ダイナミック広告の訴求力を高める手段として、ぜひ活用をご検討されてみてはいかがでしょうか?
※媒体毎に機能名称が異なりますが、記事内ではこの機能を「クリエイティブバッヂ機能」の呼び方に統一してご説明させていただきます。
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Google・Criteo・Yahoo!・Facebookの4媒体のクリエイティブバッヂ機能について仕様と主な特徴、活用事例をご紹介しています。
Criteoの業種別エクストラバッヂ活用事例も掲載していますので、是非ダウンロードしてご参考下さい。
クリエイティブバッヂ機能とは?
クリエイティブバッヂ機能とは、ダイナミック広告の商品画像の上に、アイコン画像を表示させる機能です。冒頭にご紹介させていただいた「〇〇%OFF」や「人気」、「送料無料」といった文言表示以外にも、ユーザー評価を表す「スターの表示」なども多く活用されています。
媒体毎のクリエイティブバッヂ機能
- Googel=レイアウトタグ
( https://support.google.com/google-ads/answer/3265299 ) - Facebook=クリエイティブオプション
( https://business.facebook.com/business/help/517601898571657 ) - Yahoo!=バッヂ、アイコン
( https://support-marketing.yahoo.co.jp/promotionalads/ydn/articledetail?lan=ja&aid=36349 ) - Criteo=バッヂ
(Criteoバナー仕様書_201902更新版)
クリエイティブバッヂ機能のメリットとは?
クリエイティブバッヂ機能で表示をおすすめする情報としては、以下の2つが挙げられます。
- 商品(案件)のアピール情報
- 商品(案件)説明を充実させる情報
商品(案件)のアピール情報
「〇〇%OFF」などの割引率や、「SALE」「人気」など、ユーザーの興味を惹く内容をクリエイティブバッヂ機能で表記させる事で、ユーザーの購買意欲を高める事に繋がります。
商品(案件)説明を充実させる情報
ダイナミック広告は、テキストエリアに表示される文字数が少ない事も多く、ユーザーが検討時に必要とする情報をクリエイティブバッヂで補足する事で、商品の情報が充実し、クリック率やコンバージョン率の向上、併せて無駄クリックの防止にも繋がると考えられます。
ダイナミック広告は、画像が横へスライドしたり、画像が入れ替わるなどの「動き」が発生する事も多く、一瞬でユーザーが必要とする情報を正しく伝える工夫が大切です。
また、CTR、CVRの改善が向上することで、機械学習の精度も向上するなど、広告成果の向上に良いサイクルが生まれる事が期待できます。
クリエイティブバッヂ機能を利用するには?
クリエイティブバッヂ機能を利用するには、表示に必要な情報をデータフィードへ反映させる必要があります。
例えば、ディスカウントバッヂと呼ばれる、「〇〇%OFF」と表示されるアイコンは、
データフィードへ、正規価格(price)・セール価格(sale price)を反映させることが必要となります。(※Criteoの場合、データフィードのdiscount(値引率)項目の値から表示させることも可能です。)
他にも、送料情報がデータフィード内に反映されていれば、「送料無料」のバッヂを表示させることが可能になるなど、データフィード内に多くの情報を反映させることで、クリエイティブ表現の幅を広げる事が可能となり、広告成果の向上に繋がります。
Criteo エクストラバッヂ設定方法と活用事例
Criteoには、「エクストラバッヂ」という機能が用意されています。この機能を活用すれば、広告主が作成したオリジナルのバッヂ画像を条件に合わせて自由に設定することが可能となります。
ここで「エクストラバッヂ」設定のフローも、簡単にご説明させていただきます。
- Step1.クリエイティブに表示させたいオリジナルの「バッヂ画像」を準備し、広告主様サーバー(画像配信サーバー)へ画像をアップロードします。
- Step2.データフィードに、エクストラバッヂ設定用の項目「extra_bdg」を 追加し、商品ごとに表示したいバッヂの画像URLを登録します。
・表示させる条件:掲載開始から7日以内の商品
・表示させたいバッヂ:ファイル名 badge01 のバッヂ
⇒掲載開始から7日以内の商品は、データフィードの「extra_bdg」項目に、画像のURL(https://○○○/▲▲▲/badge01.jpg)を登録する
- Step3.データフィードの取り込みが完了すると、データフィードの「extra_bdg」項目に画像URLが登録されている商品のクリエイティブには、バッヂ画像が表示される仕組みです。
尚、このエクストラバッヂ機能を活用すれば、業種や商材にあったクリエイティブバッヂを表示することが可能となる為、より充実した情報をクリエイティブへ表示することが可能となります。
さいごに
いかがでしたでしょうか?利用するメリットが多いクリエイティブバッヂ機能ですが、各媒体で設定できる内容が異なる為、Google・Criteo・Yahoo!・Facebobook各媒体のクリエイティブバッヂの仕様や主な特徴を解説したお役立ち資料を用意いたしました。また資料では、Criteoの「エクストラバッヂ機能」を活用した業界別バッヂ活用事例もご紹介していますので、ぜひダウンロードしてご参考にしていただければ幸いです。