2017年2月16日(現地時間)Facebookは、US及びカナダにおいて、企業がFacebook上に求人情報を掲載し、応募者はFacebookから直接応募できるといった”求人”の機能を搭載することを発表しました。
これにより求人情報の掲載から、Facebookのプロフィール情報を利用した応募、さらにはMessengerを利用した応募者とのコミュニケーションまで求人にかかるフローをFacebook上でワンストップで行うことができるようになります。
求人機能の詳細
Facebookページの管理者は求人情報を簡単に作成することができ、応募状況の確認から、Messengerを利用した応募者とのコミュニケーションまでを、一貫して行うことができます。
投稿した求人情報は他の投稿と同様にフィード上に投稿され、Facebookページでは”job(求人)”カテゴリで確認することができます。
また、今回新たに新設された「 Facebook Careers(jobs bookmark)」に掲載され、仕事を探している人が、エリアやフリーのキーワードから求人情報を検索できるようになっているため、フィード上の投稿でリーチできない応募者にリーチすることもできます。
応募者は応募したい求人情報の投稿にあるCTAボタン”Apply Now(今すぐ応募する)”をクリックすることによって、Facebookに登録してあるプロフィール情報が予め入力された状態の応募フォームが開き、そこから直接応募することができます。もちろん、応募内容のプレビューや編集をすることも可能です。
Job post creation flow (desktop)
Facebook Businessさんの投稿 2017年2月7日
メリット
なんで今までこの機能なかったんだろうと思うような、人と人(企業)とのつながりや人をベースとしたFacebookの特徴そしてMessengerとの連携といったFacebookならではの強みを活かした機能だと思います。
なんといっても、一番のメリットとしてあげられるのは、事業規模に関わらず、コストをかけずに手軽に求人から採用までのフローをFacebook上で一貫して行うことができるという点でしょう。
また、Facebookページを起点として、すでに企業に関心を寄せているユーザーに効果的にアプローチすることができることや、採用広報と求人のフローを同じプラットフォームで実施できるという点においても効果が期待できそうです。
尚、この機能は今後数週間ののち、US及びカナダにおいて利用できるようになるとのことです。
<参考>
(TOPページ及びその他掲載画像引用:Facebook)
(執筆:松元)