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データフィードを活用したマーケティングとは?~在庫と連動した広告を自動で配信!しくみ・データフィード最適化・導入方法まで一挙解説

データフィードを活用したマーケティングとは?

※2020年8月24日 更新

データフィードはプラットフォームの分散化やデバイスの多様化などの背景から、もはや、デジタルマーケティング領域において欠かせない存在となっています。

みなさんも”データフィード”というキーワード、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

読んで字のごとく、”データをフィード(供給)するものだよね”と漠然と理解できていても、具体的にデータフィードをマーケティングにどう活かすことができるのか?と疑問をお持ちの方も多いかと思います。

「データフィードマーケティング」を簡単にまとめると、「テクノロジーの力を利用して、企業資産である商品データを、”自動的に”マーケティングに活用するという手法です。その結果、”最小限の労力”で、多様化したタッチポイントにおける施策を実現することができます

本記事ではデータフィードって何?といった基本的なことから、データフィードをマーケティングに取り入れることでどういう効果が期待できるの?導入するにはどうしたらいいの?の疑問に答えるべく、データフィードの基礎知識をまとめて解説したいと思います。

データフィードとは?

データフィードとは、「自社で保有している商品データを、配信先の媒体・プラットフォームのフォーマットに加工・変換して送信する仕組み」のことです。

この仕組みを利用して、タイトルや説明文、価格などの商品情報を格納したデータフィードを媒体に送信することで、さまざまなプラットフォームへの広告出稿や、商品掲載に活用されています。

配信先毎にデータフィードの仕様は異なるため、それぞれの媒体の仕様にあわせ、また効果を高めるために商品データを元にデータを加工・最適化することが重要となります。

データフィードとは

(画像引用:DF PLUSサービス概要資料より)

データフィードはどのように活用されている?

データフィードは、Facebookダイナミック広告やCriteo広告、Googleショッピング広告といった広告領域から、Indeed等のバーティカルメディア、価格比較サイト、Instagramショッピング機能など広告以外の領域まで幅広く活用されています。

最近では、Facebook上に無料で開設できるオンラインショップ Facebookショップへの商品掲載にもデータフィードが活用されています。

データフィード広告(フィード広告)

データフィード広告とは、データフィードを活用して、自社が保有する商品データを広告出稿先(媒体)のフォーマットにあわせて送信することで、広告クリエイティブを動的に作成し自動で配信することができる広告です。※一般的にデータフィード広告の中でも、ユーザーの行動履歴に基づき、ユーザー毎に最適化された広告を動的(ダイナミック)に配信する広告がダイナミック広告といわれています。

大量のキーワード管理や商品ごとの広告クリエイティブ作成が不要で、また、複数の広告媒体など多岐にわたるタッチポイントに対して自動でパーソナライズされた広告配信ができるため、EC、人材、不動産、旅行業界など、多くの商材を扱う企業に最適な広告メニューです。

データフィード広告・ダイナミック広告についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

広告以外でも幅広く活用されるデータフィード

Instagramショッピング

Instagramショッピング(ShopNow)は、Instagramのオーガニック投稿やストーリーに商品名や価格などの商品情報を表示させるタグをつけ、タグをタップすることによって、商品詳細ページへ誘導し、そのまま利用者に購入を促すことでシームレスな購買体験を提供できる人気の機能です。

データフィードを活用することで、多数の商品データの一括登録や定期的な更新、クリエイティブの最適化ができるため、効率的かつ効果的な運用が可能になります。

LINEショッピング

LINEショッピングは、ファッションや雑貨をはじめ、スポーツ、インテリア、家電、コスメなど様々な商品をLINEアプリ上から手軽に検索・比較・購入できる総合ショッピングサービスです。

LINEショッピングへの出店・商品掲載時には、データフィードを活用して、商品データをLINEショッピング専用のフォーマットに変換してデータの連携を行う必要があります。

Facebook Shop

Facebookショップ(Facebook Shops)は、Facebook上に簡単に開設できるカスタマイズ可能なオンラインショップで、事業規模や予算に関係なく無料で開設することができます。

データフィード活用のメリット

分散化・多様化への対応

ユーザー行動の多様化・分散化が進む中、デジタルマーケティングにおける、データフィードの活用領域は年々拡大しています。

広告を例にあげると、CriteoやFacebook、Googleをはじめとする様々なプラットフォーム活用を通じて、最適な情報(広告)を、最適なタイミングで届けることができる広告メニューでは、データフィードが活用されています

2018年以降、LINE Dynamic Ads、Yahoo! のYDN動的ディスプレイ広告など、主要プラットフォームによるデータフィード広告のローンチや機能拡充が続いていることも、データフィードの活用領域の拡大につながっているといえます。

自社保有データの有効活用と自動化

商品データなど企業が保有するデータを変換し有効活用することで、多岐にわたる広告出稿先や外部サイトに対して、商品在庫と連動した広告などのマーケティング施策を自動で展開することができます

データフィードによる広告出稿の自動化により、マーケターは、より本質的なマーケティング活動に注力し、広がり続けるタッチポイントに対して、最小限の労力でさまざまなプラットフォーム・メディアに対応することができます。

機械学習による最適化の促進

各プラットフォームの配信アルゴリズムは日々進化しています。とりわけデータフィード広告においては大量のデータを活用し機械学習することで、広告効果は時間を追う毎に改善していきます。

媒体のもつアルゴリズムを最大限活用し効果をあげるには、広告プラットフォームの最適化を促すため、より多くの正しい情報を提供することが重要です。その役割の一部をデータフィードが担っています

データフィード最適化(DFO)とは?

商品データなどのデータはそもそもマーケティング利用目的で用意されたものではないため、それぞれ媒体の規定のフォーマットに従って、データフィードの構築・最適化を行う必要があります。

様々な媒体やチャネルのフォーマットに併せて、また、効果改善のために、商品データを最適化することをデータフィード最適化(DFO、Data Feed Optimization)といいます

データフィードの最適化は大きくわけて次の3つの工程にわけることができます。

  1. 商品データ等マスターデータの用意
  2. データフィード構築・最適化処理
  3. データフィードの管理・運用

また、データフィードの最適化は一度行ったらおしまいではなく、改善施策を実施するのためのフィードの改修や在庫や新商品追加などデータの正確さ・鮮度を保つための管理・運用が必要になります。

データフィード最適化例

  • 媒体のフォーマットにあわせたデータ加工
    • 媒体で規定されている項目と、マスターデータの項目をマッピング
    • 必須項目がない場合のデータ補完
    • 不要商品の除外
  • 広告効果を高める
    • 商品データ内の項目をマージして効果的な広告文を作成
    • 視認性を高めるために、表示するディスクリプションを調整
    • 〇〇%OFFなど、目を惹くクリエイティブバッヂを掲載
  • Googleアナリティクス等の計測ツールを利用するためのパラメータ付与

 

データフィード(広告)を作成・導入するには?

データフィードを導入する際は、「データフィードの構築」、広告効果を高めるための「データフィードの最適化」「継続した管理・運用」をトータルで検討することが重要です。

データフィードを導入するための方法は、大きくわけて以下の3つの方法があります。

自社開発

自社のシステムに併せて自社開発で導入する方法です。各媒体の仕様確認からシステム開発・テスト、継続的な改善と大がかりな開発工程が必要となります。また、媒体の仕様変更にも適宜対応していく必要があります。

データフィード管理ツール(SaaS)を利用

データフィード管理ツールを利用することで、マーケティング・広告運用担当者が自身でデータフィードの構築から運用・管理までを行うことができます。

運用コストを削減しながら規模にあわせた運用が可能です。また、配信準備・改善のPDCAをスピーディにまわすことができ、ノウハウの蓄積にもつながるというメリットがあります。

データフィード統合管理プラットフォーム「dfplus.io」

アウトソース型サービスを利用

データフィードに関する専門性の高いノウハウをもち、準備からデータフィードの構築、最適化、運用、エラー監視体制までオールインワンで提供するアウトソース型サービスです。最新の媒体情報のキャッチアップもしっかりと行っていることから、仕様変更にも柔軟に対応できます。

データフィード運用のアウトソース型サービス「DF PLUS」

データフィード広告を得意とする広告代理店を利用

尚、データフィード広告はデータフィードの最適化だけでなく、適切なタグ・パラメータ設計や広告運用知識が必要となります。

これらの設計や運用は、広告効果にダイレクトに影響するため、自社での広告運用が難しい場合やより専門的なノウハウが必要とされる場合は、データフィード広告運用を得意とする広告代理店を利用することも一つの方法です。

広告運用サービス「Feedmatic」

 

(執筆:松元)

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