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Amazon Pay、楽天ペイ、LINEログイン等、注目のIDが続々!?いまさら聞けないソーシャルログイン2018 ~国内ソーシャルログイン利用状況調査2018発表も

Amazon Pay、楽天ペイ、LINEログイン等、注目のIDが続々!?いまさら聞けないソーシャルログイン2018 ~国内ソーシャルログイン利用状況調査2018発表も

 2018年2月28日、フィードフォースはソーシャルログインASPサービス「ソーシャル PLUS 」における、日本国内ソーシャルログイン利用状況調査結果を発表しました。

調査の結果、Yahoo! JAPANのアカウントを利用する割合が32.5%、続いてLINEが27.1%、Facebookが20.3%、Twitterが11.9%、Google+が8.2%となっています。

Yahoo!ログインが根強い理由としては、ログイン時に取得できる個人情報が多く、特にYahoo!ショッピングやヤフオクで利用している正確な住所が利用できる点でニーズが高いです。またFacebookやTwitterなどSNSとは用途が異なるアカウントなので、気軽に使える点も利用率を高めています。LINEログインがモバイルで強い理由はオートログインです。とにかく簡単にログイン出来ます。またスマホを利用していればLINEを使ってない人はほぼいない上に全年代をカバーしている点は非常に魅力的です。

今回は、この「日本国内ソーシャルログイン利用状況調査結果201」を踏まえながら、
いま一度、ソーシャルログインのメリットと特徴をおさらいし、さらに進化し続けているソーシャルログインのトレンドについてご紹介したいと思います。

そもそもソーシャルログインとは?

ソーシャルログインとはFacebookやLINEなど、各ソーシャルメディアや外部サービスのアカウント情報を利用し、サイトやアプリに簡単に会員登録、ログインができる機能です。

ソーシャルログインは、様々なECサイトやサービスがある中、ユーザーは個々のサービス毎に必要だった面倒なユーザー登録やログインの手間を省くことができます。
また、企業にとってはユーザビリティの向上により、ユーザーの自社サイトの会員登録率のアップやフォーム離脱率の改善、コンバージョン率の改善が見込めるなど、ユーザーと企業双方にメリットがあります。

以下に具体的なソーシャルログインのメリットをまとめてみました。

ソーシャルログインのメリット

登録フォームへの自動フィルインで会員登録を簡単に→会員登録率のUP

ソーシャルログインを活用した新規ユーザー登録では、各プロバイダーのアカウント情報を取得し、フォームへ自動的にフィルインすることができるため、フォーム入力の手間を軽減することができます。

ユーザーにとってサイトごとに行わなければならないフォーム画面入力はなかなか面倒もので、ましてや小さな画面のスマホ利用においてはなおさらのことです。
ソーシャルログインはユーザーにとって便利であることはもちろん、その結果、ユーザーフォーム離脱率の改善、新規会員登録率の向上が見込めます。

各サイトごとにID・パスワードを覚える必要がない→再訪率のUP、パスワード忘れによる問い合わせを減らす

数多くのサービスサイトが存在する中、それぞれのサイト毎にID・パスワードの管理をするのはなかなか困難です。パスワードが思い出せずにログインに時間をかけ、挙句の果てにはあきらめて離脱してしまった経験がある人も少なくはないはずです。

ソーシャルログインでは、使い慣れているアカウントのIDとパスワードを使用してログインできるため、従来、各サービスサイト毎に必要であったID・パスワードの管理が不要となります。

これにより会員の再訪率のアップやパスワードの再発行やログインできないといった問い合わせの減少にも効果を発揮します。
このようにソーシャルログインは新規会員だけでなく、既存会員向けにも十分なメリットがあります。

二要素認証の利用でセキュリティを担保→セキュリティ対策コストの削減

従来のIDとパスワードのみ利用の認証では”なりすまし”や”不正利用”のリスクがありました。ソーシャルログインを利用することで、プロバイダが提供する二要素認証を利用することができるため、セキュリティ強度を保ちながらサイトにログインすることが可能となります。

※二要素認証とは?・・・
①「本人だけが知っていること」、②「本人だけが所有しているもの」、③「本人自身の特性」のうち 2 つを使用して認証するプロセスのこと。例えば、IDとパスワードによる認証は①「本人だけが知っていること」のみに該当するので一要素となる。
例えば、FacebookではFacebookが認識していないコンピューター、つまり、ユーザーが普段使い慣れているデバイス以外からFacebookアカウントにアクセスしようとする際、特別なセキュリティコードの入力またはログインの承認を求められる。(参考:https://www.facebook.com/help/148233965247823

進化し続けるソーシャルログイン

最近では、ソーシャルログインは単にSNSアカウントを利用してWebサービスへログインし自社サイト・アプリのユーザビリティを向上させるという機能を提供するだけのものではなくなってきています

例えば、Amazon Payのようにソーシャルログインと決済機能とをを併せて提供するものや、LINEログインのようにソーシャルログインを軸にメディア・プラットフォーム(プロバイダー)と自社Webサイトを連携し、プラットフォーム(プロバイダ)を企業のマーケティングに活用するためのしくみを担うなど、ソーシャルログインの活用シーンはますます広がっています。

Amazon Pay

ソーシャルログインの機能に加え、決済機能を提供しているのがAmazon Payです。

Amazon Payでは、アカウント情報を利用して各サイトにログインし、個別のサイトで会員登録を行わずに決済を含む購買が完了できるため、購買のフローを圧倒的に短縮することができます。

支払いには、Amazon以外のサイトであってもAmazonアカウントに登録済のクレジットカードが利用されます。

クレジットカード情報はAmazonの世界水準のセキュリティシステムで管理されており、導入事業者には伝わらないため、安心・安全に決済ができることも大きな特徴です。

※Amazon Payの導入企業の声: https://pay.amazon.com/jp/press

Amazon Payに関しての詳しい情報は以下のサイトをご覧ください。

楽天ID Connectオプションと楽天ペイ

「楽天ID Connectオプション」とは、楽天グループ以外のサイトで楽天会員IDとパスワードを入力するだけで、楽天会員IDに登録されている名前や住所などの会員情報を活用して、新規会員登録・ログインができる機能です。

新規会員登録時には、会員情報の自動入力でユーザーの手間を省き、2回目以降は楽天IDで簡単にログインすることができます。

また、「楽天ペイ」は、大手ECモールである楽天のアカウント(楽天会員ID)を利用して、楽天以外のECサイトにおいて、簡単に決済ができる決済サービスです。

楽天グループ外のサイトであっても楽天ID Connectオプションと楽天ペイを導入済のサイトでは楽天会員IDを活用したログインと決済ができ、さらに楽天スーパーポイントを使用したり貯めたりすることができることで、購買を促進することができる点が大きな特徴です。

また、楽天ペイはオンライン決済だけでなく、コンビニや、小売店舗、飲食店、サロンなどオフラインでの利用シーン(楽天ペイ実店舗決済)もどんどん拡大しています。

楽天ペイオンライン決済 ( https://checkout.rakuten.co.jp/biz/ )
  1. 購入手続きの際、楽天ペイでの決済を選択
  2. 楽天ペイのサイトへ遷移し、楽天会員IDでログイン
  3. 決済
楽天ペイ実店舗決済 ( https://smartpay.rakuten.co.jp/ )
  1. 楽天ペイアプリを利用して、楽天IDにログインし決済するカードを選択
  2. 実店舗で楽天ペイアプリを利用して、バーコード表示、QRコード読み取り、セルフ(自身で金額を指定)のいずれかで決済

※楽天Payの導入企業の声: https://checkout.rakuten.co.jp/biz/case/

LINEログイン

LINEログインは、一般的なソーシャルログインの機能に加え、LINEのプラットフォームと自社Webサイトとの連携を可能にし、LINEアカウントをベースとした企業のOne to Oneマーケティングの起点となることで、昨年来最も注目されているソーシャルログインの1つです。

<LINEログインの活用で何ができる?>
  • LINEログイン活用で自社顧客IDとLINE IDとを自然な流れで連携することができ、かつID連携と同時に企業のLINEアカウントへの友だち追加が行えるため、個別の会員向けにLINEを活用したOne to Oneコミュニケーションが可能になります。
  • ID連携により、例えばこれまでメールで行っていた予約・購入完了通知、リマインド通知、会員属性にあわせたクーポンの出し分け、閲覧履歴に応じた商品やおすすめ情報のレコメンドといったLINEのメッセージを活用した個別配信をが可能となります。
  • LINEログイン活用でアプリ内ブラウザを使用してサイトにログインできる(オートログイン)ことでCVまでのフローを大きく短縮することも可能です。

LINEログインの活用で、アカウントをベースに新規会員、既存会員関わらず、企業と顧客とのコミュニケーションをLINEに集約することを可能にします。
また、LINE PayをはじめとしたLINEの様々なサービスなどLINEビジネスプラットフォームの活用機会が広がるという大きなメリットにつながります。

LINEログインに関しての詳しい情報は以下のサイトをご覧ください。

ソーシャルログイン導入の検討

ソーシャルログインの各プロバイダと特徴(プロバイダの選び方)

ソーシャルログインを導入時には、数あるソーシャルアカウントの中でどのアカウントを選択するか検討することと思います。

利用者数や利用者層、ソーシャルログインで取得できるデータも各プロバイダによって異なりますので、それぞれのアカウントの特徴を踏まえつつ、国内の動向や自社サイトのユーザーとの相性や目的に合わせてアカウントを選択することが重要となります。

日本国内ソーシャルログイン利用状況調査結果

この度弊社が発表した「ソーシャルログイン利用状況調査2018」では、最新のソーシャルログイン利用状況やトレンドを調査の結果の要点をまとめた資料を無料でダウンロードいだけます。

利用者数や利用者層にみる各プロバイダの特徴

Facebookはグローバルにおいて圧倒的なユーザー数を誇るSNSです。実名登録制であり、ビジネスユースでの利用も多いことから、特に20代~40代の利用が多くなっています。(日本国内における月間アクティブユーザー数:2,800万人、2017年9月時点 ※ 参照  http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1709/15/news038.html )

LINEは日本国内においてはコミュニケーションインフラとして男女問わず幅広いユーザー層に利用されています。(日本国内月間アクティブユーザー数:7,300万人以上、2017年12月末時点 ※参照:LINE アドセンター LINE アカウント 2018年4-6月期 媒体資料)

Twitterは特に10代20代といった若年層の利用が多いことが特徴です。(国内月間アクティブユーザー数:4,500万人、2017年10月時点 ※参照:https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080

Yahoo! JAPAN はPCからの利用者数ランキングでは昨年同様1位となっています。(※参照:TOPS OF 2017: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2017年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~ | ニュースリリース | ニールセン デジタル株式会社 )

ソーシャルログインで取得できるデータ項目

実際の選定にあたっては取得できるデータも検討事項になるかと思います。ソーシャルログインで取得できるデータをまとめた表が以下になります。

ソーシャルログインで取得できるデータ項目:2018年1月末、フィードフォース調べ
(ソーシャルログインで取得できる情報はSNSプロバイダによって異なる:2018年1月末、フィードフォース調べ)

ソーシャルログインを導入するには?

ソーシャルログインを導入するための方法として大きく2つの方法があります。

  • 各プロバイダに合わせて、個別にスクラッチでAPIの開発を行う
  • ASPサービスを活用する

弊社フィードフォースでは後者のASPサービス「ソーシャルPLUS」を提供しているのですが、以下のようなASPサービスのメリットから導入を検討されるケースが多くあります。

  • LINEやFacebookなど複数のアカウントに対応したソーシャルログインを一度の開発で短期間かつ低コストで導入できる
  • 後から新しいアカウントの追加が可能
  • それぞれのプロバイダによる不定期な仕様変更にもサービス側で対応するため、運用コストもさげられる

効果的なソーシャルログインの導入、「LINEログイン」やLINEを活用した「メッセージ配信」をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

さいごに

今回は、ソーシャルログインの基本をまとめつつ、最新のトレンドについてご紹介しました。ソーシャルログインはもはや単なるサイト、サービスへのログインを提供する機能だけにとどまらず、アカウントをベースとした機能の提供やマーケティング施策において、非常に重要な役割をもっていることをおわかりいただけたかと思います。
今後もソーシャルログインにまつわる様々な最新情報をお届けしていきたいと思います。

(執筆:松元)