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Facebook・Instagram・LINEのビジネス活用基礎編:3つのSNSの使い分け方

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多くの企業のマーケティング担当者や小規模ビジネスオーナーは、SNSを活用することによって潜在顧客を囲い込み、売り上げの向上を目指すことでしょう。

本記事では、どのSNSを選定してビジネス利用をすればよいのかが分からないという方のために、Facebook・Instagram・LINEの各SNSの基礎情報をお届けします。

3つのSNSの国内利用者数・層

Facebook・Instagram・LINEの利用者数は年々増加しており、その男女比はほぼ半々です。まずは各SNSの利用者数・層の違いを見ていきましょう。 
Facebookは2017年の第1四半期時点で全世界の人口の1/4である、約19億4,000万人が利用しています。現在の国内利用者数は約2,900万人で、他のSNSよりも30-40代の利用比率が高いです(※Statista)。

Instagramは近年利用者数を順調に伸ばしており、国内では2016年12月時点で約1,600万人若い女性の利用比率が高いです。全世界のInstagramの利用者数は6億人にのぼります。これまでにInstagram上でシェアされた画像は、全世界で400万枚を超え、一般ユーザの中にもインフルエンサーと呼ばれる人が増えています(※日本経済新聞社)。

LINEの利用者数は、2016年1月時点で日本の人口の半数以上である約6,800万人と、他のSNSと比べても老若男女に幅広く使用され、日本において生活インフラとなっています。LINEの全世界の利用者数は2億1700万人以上で、特に日本・台湾・タイ・インドネシアとアジアにユーザが多いです。(※LINE 2016年4月-9月媒体資料

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InstagramやLINEは個人利用のイメージが強いですが、最近は企業にとっても重要なツールになっています。2015年10月には国内でのInstagram広告の一般利用が可能になり、LINEもビジネス向け広告宣伝サービス「LINE@」などの活用が増えていることがその例です。

それぞれのSNSの利用人数や大まかな利用者層は分かりましたが、これら3つのSNSは、どのようなプロモーションと相性がいいのでしょうか。

3つのSNSと相性のよい業態

Facebook:幅広い業態

Facebookは実名利用が原則で、他のSNSよりも30〜40代以上のビジネス目的での利用も多いことから、Web業界の企業や、他にも幅広い業態の企業に利用されています。

Instagram:アパレル・コスメ・飲食業界

Instagramは視覚に訴えて購買欲を刺激するため、アパレル・コスメ・飲食業界での利用が多いです。2016年8月のFacebookの情報によると、Instagram上でビジネスとつながっている人は50%、ブランド・商品情報を得ている人は60%にまで昇っています。さらに、Instagram投稿によってアクションを喚起された利用者は75%を超えており、ウェブサイトの訪問や、商品やサービスの検索、購入、そして紹介などにつながっています。

Instagramをよりビジネス活用しやすくする、ビジネスプロフィールをはじめとした様々なツールも提供されています。

LINE:店舗を持つ企業や個人事業主

「LINE@」には企業公式アカウントが2016年12月時点で25万あります。「LINE@」はメルマガやクーポン配布に強みがあるため、サービスや小売の店舗を持つ企業や個人事業主にはうってつけのサービスです。 

さらに、2016年にローンチしたLINEの法人向けサービス“Official Web App”を用いると、LINEを起点に自社サイトのユーザー獲得やOne to Oneのコミュニケーションが可能になります。

3つのSNSの成功事例

次に、それぞれのSNSをビジネス活用した、成功事例を紹介します。

Facebook:日産自動車の事例

日産は、これまで日産車の購入を検討していなかった人たちにも選んでもらえるブランドになることを目標に、広いリーチと精緻なターゲティングが両立できるFacebook広告を選んだといいます。

日産車を検討していない人たちにピンポイントで訴求するため、自社サイトに来訪していないFacebook利用者に絞り、余暇にキャンプやサーフィン、スポーツを楽しむなどの興味・関心ごとにセグメント。見る人に実際の利用シーンをイメージしてもらうために、1,700超のクリエイティブを用意しました。

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新型セレナの装備を示すクリエイティブ(画像引用:Facebook

Instagram:スターバックスの事例

スターバックスコーヒーが運営するInstagramアカウントでは、ブランドファンの写真を中心に投稿を行なっています。キャンペーンとして、社外のユーザーと共同でコンテンツを作り上げているという特徴があります。

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 (画像:Instagram

このようなキャンペーンをより効率的にするために、Instagramは画像制作などのアプリを提供しています。詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

LINE:美容院「Lani hair」の事例

美容院「Lani hair」では、客足の途絶える平日午後1時にLINE@のフォロワーに、無料オプションサービスのメッセージを送り、新規顧客の再来率が2倍になったそうです。(※ 美容室と美容院のためのLINE@活用法

3つのSNSのビジネス活用の違いがお分かりいただけたでしょうか。次に、それぞれのSNSに特徴的な、動画の活用も見ていきましょう。

3つのSNSの動画配信

それぞれのSNSでは、ライブ動画配信が特徴的です。ライブ動画配信が注目される理由は、リアルタイムの貴重性、情報量の多さ、視聴時間の長さが挙げられます。Facebookの「Facebook Live」、Instagramの「Instagram Stories」、LINEの「LINE LIVE」でライブ動画が利用できます。

Facebook Live

「Facebook Live」は2016年2月にスタートし、Facebook上でリアルタイムに動画を配信・再生することができます。特徴は、配信者が動画配信の公開範囲を設定でき、配信中に視聴者の名前と数をリアルタイムで確認できることです。さらに、配信後はタイムラインに動画が保存され、それを後から削除することも可能です。

この「Facebook Live」の活用の例として、サンパウロ・ファッションウィークがあります。2016年4月に行われた、このブラジルのファッションショーでは、「Facebook Live」でランウェイショーなどを発信し、9日間で約1億3,000万人に視聴されました。

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(画像引用:Facebook Media

Instagram Stories

「Instagram Stories」にライブ動画配信機能が追加されたのは2016年11月。写真や動画などをスライド形式で投稿し、投稿後は24時間で自動的に消滅する機能が特徴的です。

この「Instagram Stories」の活用の例としては、メルセデス・ベンツがあります。ドイツの美しい風景に最新モデル車の機能を織り交ぜて「Instagram Stories」で発信し、視聴者の購買欲を刺激しました。

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LINE LIVE

「LINE LIVE」は2015年12月に専用のアプリを設け、公式番組を含む多種多様な番組を提供しています。特徴としては、「LIVE公式アカウント」と友だちになると、番組情報や芸能人の出演情報が届くことです。

さいごに

以下は本記事で述べた、各SNSの利用者数・利用者層の特徴・相性のよい業態・ライブ動画配信のまとめです。

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Facebook・Instagram・LINEのいずれかのSNSをビジネス活用する際は、ビジネス形態やターゲットに合ったものを選定しましょう。

<参考>

(執筆:森)