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Facebookのリード獲得広告とオフラインコンバージョンソリューションの活用でオフラインでの成果につなげる

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Facebookの2017年5月9日のブログで、リード(見込み客情報)の獲得を目的としたリード獲得広告とオフラインコンバージョンソリューションの活用に関する記事が紹介されています。

オフラインコンバージョンソリューションとはFacebook広告の効果としてのオフラインチャネルでのイベント(例えば実店舗での販売、電話による予約など)を追跡することができるもので、オフラインでの成果につながるようFacebookキャンペーンを最適化することが可能となります。

オフラインコンバージョンソリューションでは自社の顧客データとFacebookユーザーとのマッチングが非常に重要なポイントとなりますので、リード獲得広告と非常に相性のよいソリューションといえるでしょう。

オフラインコンバージョンソリューションとは?

概要

オフラインコンバージョンソリューションとは、CRMやPOSシステムからの取引データを広告レポートとマッチングさせることによって、Facebook広告をみた利用者がその後、実店舗や電話などその他のオフラインチャネルにおいて発生した取引を追跡できるソリューションです。

Facebookキャンペーンに対するオフラインでの取引を識別し、Facebookキャンペーンがオフラインでの取引にどれほどの影響を与えたかを計測することができるため、オンラインオフラインの垣根を越えてキャンペーンの全体的な有効性を検証し、さらにはそのデータを元にキャンペーンを最適化することができます。

また、広告効果に加えオフラインでの取引に至った人の属性も把握できるため、誰がどの広告を見てコンバージョンに至ったかということもわかります。 

2016年の6月に近隣エリア広告を含むすべての広告においてオフラインコンバージョンソリューションのテストを実施することが発表されていましたが、現在はすべての広告目的において利用可能となったようです。

オフラインコンバージョンソリューションでできること

1. 広告効果測定と調整
Facebook広告の効果としてのオフラインでのイベント(例えば店舗での販売、電話による予約など)の指標を把握することが可能となり、これらの指標に基づいてキャンペーンを測定、調整できます。

MarketはFacebookのリード獲得広告においてオフラインコンバージョンソリューションを利用しリードの品質を測定。測定結果に基づき最も効果をあキャンペーンに集中し、約15%のリード獲得コストを削減したとのことです。

参考:Facebook and Marketo Drive Marketing Success Together 

2.より確度の高い新規顧客に効率的にリーチ
オフラインイベントが発生した顧客データを基に、カスタムオーディエンスや似た傾向をもつユーザーにリーチする類似オーディエンスを使用することによって、より価値の高い新規顧客にリーチしたり、店舗の購入者を除外して新しい見込み客にリーチすることが可能です。

3.リターゲティング
オフラインでの取引データを元にリターゲティングすることによって、より確度の高いユーザーに対して新製品や次のサービスを紹介するキャンペーンを構築できます。

オンラインコンバージョンソリューションを活用するには?

オフラインコンバージョンソリューションを利用するには自社の顧客データベースやPOSシステムからのトランザクションデータとFacebookの広告レポートとの連携が必要となります。現在以下の3つの方法で連携することが可能となっています。


1.オフラインイベントマネージャーを利用
Facebookのビジネスマネージャーで用意されている「オフラインイベントマネージャー」を利用してオフラインイベントのデータを手動でアップロードする方法です。

アップロードするデータはブラウザ側で暗号化されてFacebookに送信されるため、Facebook側に生の個人情報が送られることはありません。

また、マッチングの際は完全一致ではなくスコア制が採用されているため、アップロードする属性情報が多ければ多いほどマッチ率が高くなります。例えばメールアドレスが異なっていても名前住所など他の情報がマッチすればコンバージョンとして扱われます。

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(画像引用:Facebook

尚、FacebookはオフラインコンバージョンAPIの利用を推奨しており、これが利用できない場合の代替手段としてオフラインイベントマネージャーによる手動アップロードが紹介されています。

2.サードパーティーのプロバイダを利用して連携
Salesforce
またはMarketoなどを使用している場合、すでにオフラインコンバージョンとリード獲得広告との連携が構築されているため簡単に利用することができます。また、Zapierでは、MailChimp、Hubspotもサポートされているとのことです。

3.オフラインコンバージョンAPIを利用して直接CRMと連携

リード獲得広告とオフラインコンバージョンソリューションの活用

 リード獲得広告

リード獲得広告とはリード(見込み客情報)の獲得を目的としたFacebook広告です。
資料請求や問い合わせ、メールマガジンの購読、価格の見積もりなどを促す広告にお問い合わせフォームを追加することによって、商品やサービスに関心のある見込み客のビジネス情報を取得することが可能です。

モバイルの小さな画面であっても、Facebookの登録情報を利用しフォーム入力の時間を短縮し、入力途中での離脱を防ぐことによって簡単、スムーズかつ安全に見込み客の情報を収集することができます。

また、Facebook内外を問わず、企業の情報資産であるリード情報を有効活用するためにリード獲得広告リリース以降、自社のカスタマーシステムやCRMと連携・統合をすすめてきました。

リード獲得広告とオフラインコンバージョンソリューションの活用

オフラインコンバージョンソリューションを最大限に活用するポイントの一つとして、ユーザーを識別し、自社顧客データとFacebookのユーザーをマッチングさせる点が挙げられます。

現在、オフラインコンバージョンソリューションはすべてのFacebook広告目的で利用可能なようですが、特にリード獲得広告では取得できるユーザー情報を利用しマッチングの精度があがるため、より効果的な活用が期待できます。

さいごに

今回ご紹介したオフラインコンバージョンソリューションだけでなく、お客様に来店を促すことを目的とした近隣エリア広告、広告を見た人に最も近いリアル店舗で利用可能な各店舗にカスタマイズされた製品情報を動的に表示する「小売向けダイナミック広告(Dynamic ads for retail)」など、リアルとデジタルの垣根を超えた様々なソリューションがリリースされています。

モバイルによってユーザー行動にリアルとデジタルの境界がなくなりつつある昨今、オンライン広告は、もはやオンラインのビジネス目的にのみに限定されるものではなくなっています。目的に応じた様々な施策を検討する必要があるといえるでしょう。 

<参考>

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(執筆:松元)