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Facebook、ダイナミック広告で単一アイテムに対して複数画像での訴求が可能に

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Facebookの開発者会議F8 2017では、AR、VR、AIといった未来感のある華やかな技術の話題で盛り上がりましたが、広告に関連するトピックとしては、Facebookの広告プラットフォームでマーケティングを自動化するソリューションであるMarketing APIのバージョンアップ(Marketing API v2.9)が発表になっています。

これによりFacebookのダイナミック広告において、単一アイテムに対して複数の画像のカルーセル表示が可能になったことやCanvas広告がAPIを通して作成できるようになったことなど広告に関連した内容が含まれておりますので、今回はこれら広告関連のアップデートの詳細をお伝えしたいと思います。

ダイナミック広告に関するアップデート

Facebookのダイナミック広告はFacebookのフィード上に一人ひとりに合った「関連性」の高いクリエイティブを自動的に作成し、「関連性」の高いユーザーに配信してくれる動的リターゲティングを実現する広告フォーマットです。カルーセル形式で関連する複数アイテムを表示することが特徴となっています。

同じアイテムに対して複数画像が利用可能に

これまでのダイナミック広告では一つのアイテムに対して一つの画像が表示され、複数のアイテムを並べてカルーセル形式で表示するものでした。

今後、単一アイテムに対して複数の画像をカルーセル形式で表示することができるようになります。製品カタログから最大20の画像をハイライト表示することができるようです。

例えばホテルの場合、建物の外観や部屋の様子、施設の様子、部屋からの眺望、ディナーの様子など複数の画像で訴求することが可能となります。

不動産業界や旅行業界など、単一アイテムに対して複数の画像で訴求したい場合に効果的なソリューションとなりそうです。

製品カタログの品質チェック

ダイナミック広告において製品カタログは、クリエイティブのソースとなる非常に重要な要素です。製品カタログの品質がダイナミック広告の効果に大きな影響を与えます。

Checks APIを使用することによって、製品カタログが適切なダイナミック広告を配信するための十分な情報を提供していることかどうかを確認できます。

また、Quality APIを使用すると、製品カタログが十分な品質の情報があり、ダイナミック広告を配信できることを確認、検証できます。

その他広告の作成や管理に関するアップデート

Canvas Ads API

Marketing APIを使用してFacebook上にCanvas広告を作成することができるようになります。

Canvasとはモバイルに最適化されたフルスクリーンのリッチメディア広告です。

動画、画像、テキスト、コールトゥアクションボタン等インタラクティブな要素を駆使して、モバイル上で美しく効果的なブランドや製品のエクスペリエンスを表現した没入感に富んだクリエイティブでユーザーからの関心を引き付けることが可能です。

ユーザーはカルーセル形式に表示されたイメージをスワイプ・タップ・パンすることによって、Facebookから移動することなく、Canvas内のデジタルストーリーを簡単に移動、楽しむことができます。

Canvas広告はその独特のクリエイティブであるがゆえに作成の手間がかかるという点が課題でもありましたが、キャンペーンやセール、新商品の発表に合わせて定期的に作成する場合など、APIを通してより簡単に作成できるようになりました。

その他アップデート

  • Ad Copy API・・・Ad Copy APIを使用して、既存のキャンペーン、広告セット、広告が複製できます。
  • Estimated Daily Results(推定日次結果)・・・新しいエンドポイントにアクセスできるようになり、入札単価の見積りと、特定の広告セットの1日のリーチとコンバージョンを含む結果予測を得ることができます。

さいごに

今回ご紹介した内容はMarketing APIのバージョンアップによるアップデートになりますので、広告マネージャーやビジネスマネージャーにおいては現時点では非対応となります。

とはいえ、Marketing APIがアップデートされることにより自動化が進み、よりマーケティングの幅が広がることの価値は非常に大きいと思います。

<参考>

(執筆:松元)