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Facebook広告のA/Bテスト(スプリットテスト)機能がグローバルで利用可能に

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2017年3月24日(現地時間)Facebookは、複数の広告セットを作成しそれらを互いにテストすることでどの戦略が最適な結果を生み出すのかを確認できるA/Bテスト(スプリットテスト)の機能をグローバルで順次利用可能になることを発表しました。

A/Bテストが簡単に実施できれば、その結果に応じて広告戦略の調整や次回のキャンペーンを設計する際に役立てることができます。

Facebook広告のA/Bテスト機能とは?

A/Bテストでは、広告セットレベルで3つの変数(配信の最適化、オーディエンス、配置)のうちの1つをテストし、これらの変数の違いがどのように広告のパフォーマンスに影響を与えるのかを確認できる機能です。

例えば、同じ広告を2つの異なるターゲット層にテストしてどちらのパフォーマンスが向上するのか、コンバージョンやリンククリックなどの2つの配信の最適化をテストしてどちらが最適な結果を生むのかを簡単に把握することが可能になります。

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(画像引用:Facebook

A/Bテストのしくみ

  • A/Bテストでは、オーディエンスが重複しないようにランダムなグループが分けられ、それぞれに同じ広告素材が表示されます。
  • テスト対象の各広告セットでは、要素(変数)を1つだけ変化させます。変数にはターゲット層のタイプ、配置、配信の最適化が設定できます。
  • A/BテストはCookieではなく利用者を対象に実施されるため、デバイスをまたいだテスト結果が収集できます。
  • 各広告セットのパフォーマンスは”キャンペーンの目的”に応じて測定、記録、比較され、パフォーマンスが最も高い広告セットが落札されます。
  • テストが終了すると結果が記載されたメールと通知が届きます。

A/Bテストで利用できる変数

1つのキャンペーンで一度にテストできる変数は1つまでです。以下の変数を利用してテストを行うことができます。

  • ターゲットオーディエンス
  • 配信の最適化・・・例えば、コンバージョンの最適化(A)とリンククリックの最適化(B)を比較
  • 配置・・・例えば、自動配置の選択(A)とカスタム配置の選択(B)を比較

A/Bテストが利用できるキャンペーンの目的

A/Bテストは以下のビジネスの目的において使用できます。

  • ウェブサイトでのコンバージョンを増やす(ウェブサイトコンバージョン)
  • アプリのインストール数を増やす(モバイルアプリインストール)
  • ビジネスのリードを獲得(リード獲得)

Facebook広告のA/Bテストを実施するには?

A/Bテストの機能はグローバルで順次利用可能になるとのことで、広告マネージャ及びAPIで利用可能になります。

 

f:id:feedmatic:20170329115456g:plain(画像引用:Facebook

大まかなA/Bテスト作成の流れは以下の通りです。

  1. 広告マネージャーまたはパワーエディタでA/Bテストに対応する目的に対応した新しいキャンペーンを作成
  2. [A/Bテストを作成]の横にあるボックスにチェックし、キャンペーン名を指定
  3. 変数セクションで[何をテストしますか?]ドロップダウンから、[ターゲット層]・[配信の最適化]・[配置]のいずれかを選択
  4. 配置と配信の最適化を選択
  5. 予算・期間の選択
  6. 広告素材の選択
  7. 注文の確定

また、テスト終了後、結果が記載されたメールと通知が届きます。

f:id:feedmatic:20170329115652g:plain(画像引用:Facebook

広告マネージャーまたはパワーエディタでA/Bテストを作成する際の手順が公開されていますので是非ごらんになってみてください。

さいごに

Facebookは、このA/Bテストの機能についてFacebook、Instagram、Audience Network上で広告の内容をテストできるよう引き続き機能改善を行っていくとのことです。

手軽に広告効果の比較テストを行うことができれば、テスト結果に基づいて適切な場所、適切なコストで適切なユーザーに広告を配信するための指針になるでしょう。

A/Bテストに関するベストプラクティスも紹介されていますので、A/Bテスト実施の際には参考にされるといいと思います。

<参考>

(執筆:松元)