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Feedmaticブログ

フィードフォースがSNS・インフィード・ダイナミックを軸に、広告とマーケティングのニュースを発信する情報ブログ。

ソーシャルログイン導入の現場から学ぶ~導入時押さえておきたいポイントと躓きがちなポイントとは

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Facebook、Twitter、LINE、Yahoo! JAPANなど各プラットフォームのアカウント情報を利用して、サイトに簡単に会員登録・ログインができる機能である「ソーシャルログイン」。
これまでにソーシャルログインの導入を「検討したことはある」という担当者は多いのではないでしょうか?

”会員登録・ログインにおける自社サイト来訪ユーザーの手間を省き、スマホや様々なデバイスにおけるユーザビリティを向上させることによってサイト内での離脱率の改善、ログイン率、コンバージョン率をUPする。” といったマーケティング視点でのメリットは理解しつつも、いざ実装となるとシステム開発とも深く関係し、開発面の対応コストが大きいことから検討を見送ってきたというケースも多くあるかと思います。実際、弊社でも「マーケティング施策としてはずっと検討しているんだけど、中々導入までのスピード感が上がらなくて…」という声をよくお聞きします。

最近では、ソーシャルログインは単に自社サイト・アプリのユーザビリティの向上というメリットだけでなく、LINEの Official Web App(OWA)にみられるようなソーシャルログインを軸とした他のメディア・プラットフォームとの連携という新しいマーケティングの可能性という観点からも熱い注目が集まっています。

今回は、ソーシャルログイン導入に押さえておきたいポイントや、いざ導入の段階で躓いてしまいがちなポイントなど、ソーシャルPLUSというASPサービスを提供しさまざまな企業サイトにおいてソーシャルログイン導入の支援を行ってきた弊社ならではの等身大のお話をご紹介できればと思います。

ソーシャルログインを導入するには?

ソーシャルログインは、ユーザーのデータを外部から安全に利用するための仕組みであるOAuth認証を利用し、各プラットフォーマーが提供するAPIを実行することによって利用できるようになります。

具体的には、ソーシャルログインを導入するための手段として大きく以下の2つが挙げられます。

  • 各プラットフォーマーに合わせて、個別にスクラッチでAPIの開発を行う
  • ASPなどパッケージソフトが持っている機能で実装を行う

弊社では後者のASPのサービスを自社開発で提供しているのですが、複数のプラットフォーマーのソーシャルログインにまとめて対応できる点など費用対効果の観点から、ここ最近はASPでの導入を検討されるケースが多くあります。
また、ソーシャルログイン機能だけではなく、CRMデータとの連携や、外部ツールとのソーシャルデータ連携などマーケティングへの2次活用も重要なポイントです。ASPではそうした対応も容易にできるのは大きなメリットとなっています。(このデータ活用については別途記事にて今後ご紹介したいと思います。)

ソーシャルログイン導入時に検討すべきこと

コストメリットの検討

弊社ではこれまで多くのサイトでソーシャルログイン導入の支援をしてきました。
先程述べたように、ソーシャルログイン導入の検討が進んでいるお客様では費用対効果の観点でASPサービスを選択されているケースがとても多く見受けられます。
ソーシャルログインに限らず、よくあるスクラッチ or ASPかの対比ですが、コストメリットにおいては明確に差があるといえます。

プラットフォーマーが用意するAPIは不定期に仕様変更があります。スクラッチの場合、仕様変更の内容によってはもう一度作り変えるレベルで改修が必要なケースもあります。ランニングのコストカットを狙うためにスクラッチ開発にしたことで、かえって予期せぬコスト発生が起きてしまう可能性も多分にあるといえます。

2016年10月に弊社が実施した「国内ソーシャルログイン利用状況調査2016」から、ユーザーによって様々なアカウントが利用されていることがわかります。

ソーシャルログイン利用アカウントの割合
(出典:国内ソーシャルログイン利用状況調査2016~ソーシャルログイン利用者の約7割がモバイル!LINEログインの利用機会も広がる~

これらの利用状況を踏まえると、Facebookのみなど特定のアカウントだけを導入するより、多くのソーシャルIDを幅広く導入する方がユーザビリティ向上につながり、結果として高いマーケティング効果が期待できます。

仕様変更への対応、かつ複数のソーシャルIDへの対応となると、1つのパッケージで全てをまとめて対応できるASPにコストメリットがあるのはお分かり頂けるかと思います。

会員機能の導線に沿った実装

ソーシャルログインは会員機能と密接に関わるため、既存の会員機能の導線に沿いながら、ユーザーのUX・UIを意識した実装が重要となります。

ソーシャルログインを利用して新規登録を行ったユーザーが、スムーズに再ログインできるのか?別のソーシャルIDを連携したくなった際はどうすればよいか?などユーザー目線で実装を行わないと、かえってユーザーを混乱させてしまいかねません。
実装には、既存会員のユーザーが別のソーシャルIDを複数連携させたケース、退会手続きをするケースなど、新規会員登録時以外の導線にも意識を配る必要があります。

その点、ASPの場合では会員機能の導線を念頭にAPIを備えており、ソーシャルログイン導入に必要な要素など、一通りの「型」が用意されています。

ソーシャルログイン導入に必要な要素

この一定の「型」を自社サイトに当てはめて実装していくことで、実装までの開発工数も大きく軽減することができます。
また、ソーシャルログインの実装に当たり、これまで改善の必要があった会員機能の導線を合わせて見直されるケースも多くあります。例えば、ソーシャルログインをしてくれたユーザーのみに、特定のクーポン情報を表示させたり、自社SNSへの友達やフォロー追加を促したりという他施策との組み合わせも有効です。そうした実装の際に、参考とできる汎用的な「型」の存在は重要となります。

導入の段階で躓いてしまいがちなポイントと解決方法

導線設計との戦い

ユーザビリティを追及するがあまり、前述の導線設計・整備に時間を要してしまうケースがよくみうけられます。
導線設計を緻密に行うとなるとやはり部署内での連携や調整などが必要となります。また、複数のソーシャルIDに対応できるのはメリットであるとはいえ、ソーシャルID毎にSNSの運用方針に至るまで見直しをかけていくとなるとキリがありません。もちろん初期段階で完成度の高い設計ができればよいのですが、極端に言えばサイトが100あれば答えも100通りあるように答えを導き出すのは難しいといえます。

その点、ASPサービスを利用することによって、特定のソーシャルIDで実装を行い検証を行いながら、その結果を踏まえ他のソーシャルIDを追加で対応するという事も行いやすいといえるでしょう。リスクを最小限に抑えながら施策を段階的に進めていくことで導入までのスピードを上げていくことが可能になります。

開発工数との戦い

ASPサービスを利用する場合であっても、一定の開発工数は必要となります。特に重要なのは自社の会員IDを保有するCRMデータとソーシャルIDの連携部分の開発です。再ログイン時にID/PASSを入力せずにスムーズにログインができるなど、CRMデータとソーシャルデータをかけ合わせた施策のためには避けられない重要な工程です。ASPサービスを利用することでスクラッチ開発からは相対的に開発工数の削減は可能ですが、サイトの仕組みやCRMデータを保持するシステムにより、当然開発工数は変わってきます。

こうした開発工数の軽減策として、弊社サービスでは多くのカートASP企業やCRMツール企業との連携も強化をしており、そうした連携により開発工数が軽減される事例も多く出てきています。

これにより該当のツールが持つメール配信機能やLINEのメッセージング機能との連携もスムーズになり、結果としてソーシャルログインの開発が統合的なマーケティング支援にも活用できるという中長期的なメリットを生み出すことにもつながります。

ソーシャルログインを次の活用に繋げる

リスクを抑えながら費用対効果を意識し、ソーシャルログインを導入するためのポイントはASPサービスの活用と、まずはライトな検討から進め段階的に拡大ができるような計画をしておくことです。

また実際の導入においては、売上や会員数増加、さらにはソーシャルログインを次の活用につなげるために、ユーザー目線でのUX・UIを意識したソーシャルログインの活用が重要となります。このUX・UIについては次の記事で解説できればと思います。

<参考>

 この記事を書いた人
著者名

水谷 拓樹  

株式会社フィードフォース セールスチーム

CRMベンダーでコンサルティングやディレクション業務を経て、2014年株式会社フィードフォース入社。 ソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」及び、データフィード最適化サービス「DF PLUS」のセールスとして、幅広い業種の大手企業を主に担当。現在はデータフィードを中心とした広告運用のアカウントプランニングに注力。他にもCRMベンダーでの経験を活かしたソーシャルログインの新しい活用方法などの提案を行う。

ソーシャルログイン導入実績No.1サービス「ソーシャルPLUS」について

フィードフォースが提供する「ソーシャルPLUS」は、ソーシャルログイン機能を既存のWebサイトやネイティブアプリに簡単かつ安価に導入できるASPサービスです。
LINEやFacebook、Twitterなど、複数のプラットフォームに対応したソーシャルログインの実装実績が多数あり、国内の様々な企業においてソーシャルログイン導入の支援を積極的に行っております。

また、ソーシャルPLUSではLINEの「Official Web App」導入時に必要となる「LINEログイン」や「メッセージ配信」などの各種機能の実装を、シンプルに実現できるオプション機能を提供開始しています。

LINEログインをはじめとした効果的なソーシャルログインの導入や、LINEの「Official Web App」の導入をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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