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Facebook、広告の効果測定を強化。第三者による検証などで、より正確な情報を広告主へ。

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Facebookは広告の透明性を向上させるためにいくつかの発表を行った。2017年2月1日にはFacebook広告の効果測定に関するアップデートを発表し、同年2月10日には広告主へ動画広告の購入オプションや詳しいインサイトを新たに提供する予定と発表した。
今回はFacebookが広告の効果測定強化のために具体的に何をするのか、について詳しくご紹介していく。

第三者による検証

第三者機関による監査

Facebookからパートナー企業に提供する情報の正確性を検証するため、視聴率調査の監査や認定審査などを行っている米国の非営利団体Media Rating Council (MRC)による監査を受けることを発表した。
MRCは、Facebookが広告指標の検証で提携している社外パートナーに提供する測定データの正確性について調査する。
これによりFacebookはパートナーに提供する情報の正確性を検証し、向上させるという。

Facebook広告・Instagram広告に関するより詳しいインサイト

Facebookの効果測定パートナーに提供する、FacebookとInstagramでの広告インプレッションに関する詳細データを増やし、より詳しいインサイトを提供。次のような、広告表示に関するインビューや表示時間などの特定のデータの提供を始めるという。

  1. 広告が画面に表示された時間(ミリ秒)
  2. 広告の50%が画面に表示された時間(ミリ秒)
  3. 広告の100%が画面に表示された時間(ミリ秒)


効果測定パートナーは全世界で計24社となり、一層の選択肢と柔軟性を提供する。

動画広告

新しい3つの購入オプション

広告主の選択肢を増やすため、Facebook、Instagram、Audience Networkで利用できる次の3つの動画広告購入オプションを新たに提供する予定。

  1. フル再生購入: 最後まで再生された動画広告に対してのみ広告料が発生。動画の長さは10秒まで。
  2. 2秒再生購入: MRC動画標準に従って、50%以上の広告のピクセルが連続して2秒以上インビューとなった場合に広告料が発生。
  3. 音声オン購入: 音声がオンになった動画広告に対して広告料が発生。


これらの新しいオプションをモバイル向けの広告素材のベストプラクティスと組み合わせることによって、よく作り込まれた動画広告を、より多くの人へ届けることができるだろう。

ビューアビリティ測定の対象となる広告配置の増加

Facebookのビューアビリティ測定の対象となる広告配置も増えた。当初はFacebook動画、Instagram動画が対象だったが、今回さらにcomScoreおよびIntegral Ad Science (IAS)とのパートナーシップにより、Audience Networkのインストリーム動画もビューアビリティ測定の対象となった。

まとめ

Facebookはこれらの取り組みで広告の透明性を向上させようとしている。これは昨年2016年の9月にFacebookが動画広告のパフォーマンスを過大報告していたことを公表し、謝罪した背景があるのだろう。

またFacebookは2017年2月15日にフィード上での動画に関するアップデートを発表した。Facebookは動画コンテンツにも力をいれているようだ。
Facebookの動画に関するアップデート記事詳細はこちら

広告の効果測定の精度が上がることで、広告主はより広告のパフォーマンスを正確に測定し、改善ができるようにだろう。

<参考>

(執筆:前田)