Instagramは2016年11月10日(米国時間)に「インスタグラム ストーリーズ(Instagram Stories)」にメンション、ブーメラン、外部リンクの挿入の3つの新しい機能を追加した。
インスタグラムストーリーズとは
2016年8月に発表されたインスタグラムストーリーズは、日常の写真や動画などをスライド形式で投稿し、投稿後自動的に24時間で消滅する機能。写真や動画には文字やスタンプをつけることができ、従来のフィードとは別に常にフィード最上部に表示される。いいね!やコメント機能もないためユーザーは気軽に投稿ができる。
(画像引用:Facebookニュースルーム )
3つの新機能
メンション
投稿時に「@アカウント名」を入れることでタグ付けをすることができるようになった。タグ付けした相手には通知がいき、思い出を共有することができる。
(画像引用:Facebookニュースルーム )
ブーメラン(Boomerang)
写真をつなげてミニ動画を作ることができるInstgramの動画単独アプリ「ブーメラン」をインスタグラムストーリーズで直接起動し撮影、投稿できるようになった。撮影画面でブーメランモードをタップするだけでアプリを切り替えることなく、動画が撮影できる。
(画像引用:Facebookニュースルーム )
外部リンク
インスタグラムストーリーズの投稿画面から外部リンクを挿入できるようになった(現在は認証マーク付きのアカウント限定)。
ストーリーズに外部リンクがある場合、「もっと見る」オプションが画面中央下に表示され、タップするとアプリを離れずにリンクへ飛ぶとこができ、詳しい情報を得ることができる。まずは著名人やメディアなどの認証アカウントのみに適応し、テスト運用するという。
(画像引用:Facebookニュースルーム)
インスタグラムストーリーズ、ビジネスでの活用
現在、インスタグラムストーリーズは1日に1億人以上のユーザーが利用しているという。ユーザーのタイムラインの最上部に表示されるため、通常のフィード上で投稿するよりも更新すればするほど目にとまりやすく、フォロワーとの接触率が上がる。
24時間で消えるという特徴を活かして、企業のイベントや撮影風景などの裏側をリアルタイムでの投稿をすることで既存ファンはもちろん新規のファンの育成にも活用できるだろう。
まとめ
今回のインスタグラムストーリーズのアップデートは、企業のアカウント以外にも著名人やインフルエンサーによるブランド告知の効果も期待できる。
ブーメランは、よりクリエイティブな動画を作ることが可能になり今後強力なツールになるだろう。またタグ付や外部リンクの挿入が可能になったことで簡単にサイトやアカウントへ飛ぶことができる。
インスタグラムストーリーズのビジネス活用の幅はさら広がっていくだろう。
<参考>
(TOP画像引用:Facebookニュースルーム)
(執筆:前田)