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Instagram、ショッピング機能を強化し、画像内の商品の検討から購入までを可能とする機能のテストを開始

Instagram ショッピング機能イメージ

2016年11月1日(現地時間)、Instagramは投稿画像内に写る最大5つの商品のタグをタップすることによって、Instagram内でそれぞれの商品の詳細情報や価格を掲載した詳細ページを表示させ、さらに購入ページへ誘導する機能のテストを開始したことを発表しました。

現在は、USのKate Spade、JackThreads、 Warby Parkerなど20ブランドがテストに参加しています。

Instagramの新しいショッピング機能

新しいショッピング機能とは?

この新しいショッピング機能を採用しているInstagramの投稿画像内の左下には「TAP TO VIEW PRODUCTS(タップして商品情報を見る)」というボタンが表示されます。このボタンが表示された画像内をタップすると、投稿内の商品アイテムのタグ(商品名・価格)が最大5つまで表示され、興味のある商品のタグを選択するとそれぞれの商品に関する詳細情報を掲載したページが表示されます。

また、ユーザ―が「Shop Now」ボタンをタップすることによって、ビジネスの商品ページにダイレクトに誘導することができます。

この機能により、ユーザーは商品のより詳細な情報をInstagramのアプリを離れることなく確認することができ、詳細を確認した上で、購入サイトへ移動することができるようになります。

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(画像引用:Instagram

以下に紹介されている動画では、いずれも、いかにも「これが商品です」といったような単なる商品の陳列ではなく、まるで雑誌の写真のような画像の中から、商品の詳細確認し購入できるというInstagramの特性を活かしたショッピング体験を実現しているものといえます。

例えばKate Spadeは、ブランドイメージが表現されたピンクの統一感のある部屋の写真から、その写真内のソファーに配置されたバッグそしてオプションのストラップの商品の詳細ページ~購入へと誘導しています。

JackThreadsは、ポーズをとったモデルの男性の写真から、商品であるシューズやシャツの商品情報の掲載から購入までをInstagram内に実現しています。

機能追加の背景

モバイルシフトによって、ちょっとした隙間時間を利用して、商品を調べたり、価格を比較したり、時には購入したりと購入に至るまでのユーザー行動は多様化しています。また、それに伴い、購入にいたるまでの時間も必要となっています。

Instagramによると、USにおいてはおよそ84%のスマートフォンユーザーがウェブブラウザやモバイルアプリを利用して、商品リサーチや価格比較をおこなっており、また、Instagramの内部調査では1日以内に行われた購入はわずか21%で、購入に至るまでのほとんどは1日以上を費やしているということです。(Instagramより)

今回の機能追加は、Instagramというプラットフォームを離れることなく、商品の発見から、商品の詳細を確認、検討、購入という購入にいたるまでのユーザー行動の多様化への対応を実現しようとしているものといえます。

今後の展開

現在この機能はテスト段階で、一部のブランドに限定したものとなっていますが、今後は公開にむけて、商品レコメンド、複数商品をショーケースのように表示する機能、グローバル展開、さらにはインスタグラマーが後からアクションをとれるように保存機能の搭載なども検証していくとのことです。

<参考>

(TOP画像引用:Instagram)

(執筆:松元)