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今注目の「データフィード」がわかる。盛り上がりの背景と仕組み

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「データフィード」、「データフィード広告」という単語を聞いたことがあるだろうか。

2015年頃から多く耳にするようになったキーワードだ。2016年現在もデータフィード広告の市場は全世界で大きく伸びている。

そんな今注目のデータフィードであるが、データフィードがいったいどのようなものであるのか、どんなことができるようになるのかを詳しく知っている人は多くないだろう。

そこで今回は、今後のマーケティングにおいて重要な要素となるだろうデータフィードを解説する。仕組み自体の話はもちろん、どのような背景があり注目されるようになったかについても言及する。

 目次

  • データフィードが盛り上がる背景
  • データフィードの仕組み
  • データフィードで出来ること
  • まとめ

データフィードが盛り上がる背景

データフィードが注目される主な要因となったのは「デバイスの小型化」と「購買行動の変化」の2つであると考えられる。

デバイスの多様化と小型化

この数年の間にスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末が普及したことは企業のマーケティングに大きな影響を与えたが、データフィードの盛り上がりにも関係する現象である。重要なのはモバイル端末の普及が消費者の行動に大きな変化を与えたということだ。

例えば、

朝、通勤電車の中でスマートフォンを使い、Webで気になる商品を見つける。

昼、休憩時間に朝に気になった商品の詳細情報をPCから探してみる。

夜、自宅でタブレット端末から、商品に関する口コミをSNSや価格比較サイトでチェックして商品を購買する。

などのように、消費者は時間帯や用途に応じて端末を使い分け、最適なタイミングで最適な情報にアクセスするようになった。

また、スマートフォンやタブレットはPCに比べ画面が小さいため、一度に表示することの出来る情報が限られる。そのため余計な情報が表示されるだけでユーザーの不満の要因となってしまう。スマートウォッチなどのウエラブルデバイスはより一層その傾向が強くなるだろう。

企業側としては、ユーザーの不満に繋がらないような、よりピンポイントで最適な情報を届ける必要が出てきた

購買行動の多様化

スマートフォンの普及によって消費者の購買行動も多様化した。

以前であれば、Web上で買い物をする際、欲しい商品を検索し、商品が掲載されているサイトで詳細を見て購入を決定するのが一般的なプロセスであった。

しかし、現在は1つのサイトを参考にするのではなく、口コミサイト、SNS、アプリなど複数のメディアから情報を収集して購買を決定する場合が多くなっている。

消費者の購買行動が複雑化しているのだ。

タッチポイントの増加

このようにデバイスの小型化・多様化、そして購買行動の多様化によって消費者とのタッチポイントが非常に多くなった

広告出稿の観点から考えると、例えば検索に連動したリスティング広告など1種類の広告を配信するだけではユーザーの多様な購買行動の一部しか網羅できないということになる。

なぜなら現在は、ユーザーが何かを調べようと思った時にWebでの検索ではなく、アプリやソーシャルメディアを利用する場合も多くなっているからだ。

また、デバイスの小型化によってユーザーの嗜好に合わない広告が表示されてしまうとネガティブな印象を与えてしまうことになる。

つまり多様な購買行動をカバーできる程度の広告配信先を維持しつつ、ユーザーに最適な情報を最適なタイミングで最適な場所で配信する必要があるのだ。

データフィードの仕組み

これまで説明してきた通り、デバイスの多様化、小型化そして、消費者の購買行動の多様化により消費者1人1人にマッチした広告を配信する必要が生じている。

それを実現する仕組みとして注目されているのがデータフィードデータフィード広告だ。

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データフィードは、自社で保有している商品情報を配信先(Googleショッピング広告やCriteo、Facebookなど)のフォーマットに合わせて自動で変換して送信する仕組みのことだ。

データフィードで出来ること

データフィードを活用して配信する広告全般のことをデータフィード広告と言う。

Criteoに代表される動的リターゲティングやGoogleショッピング広告などがデータフィード広告に該当する。データフィードの仕組みを利用することで、それらの広告に商品単位で広告を配信することが出来るようになる。

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Criteoであればこのようなアイテム単位での広告が表示される。

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ショッピング広告であれば、Googleの検索画面の右側などに商品画像とテキストを組み合わせたタイプの広告が配信されることになる。

このようにデータフィードを活用することで、自社の商品ベースから商品を抽出し、タイムリーに各媒体へ最適な広告配信を行うことが可能になる

また、商品情報を提供することで商品単位での広告配信が可能になり、消費者1人1人に最適な広告をピンポイントで配信することが可能になるのだ。

データフィード広告であるCriteoの動的リターゲティング広告、Googleのショッピング広告、さらにFacebook ダイナミック広告の詳細が知りたい方は以下の記事を参考にしていただきたい。

まとめ

今回はデータフィードが注目されている背景と、データフィード自体の仕組みを解説した。Googleショッピング広告やCriteoの他にもデータフィードを活用した広告は増加しており今後の広告戦略には欠かせないものになるだろう。

また今後ウエラブルデバイスが普及することになれば消費者との接点はさらに多様化し、デバイスの画面も小型化するので、よりピンポイントな広告配信が求められることになるだろう。そうした状況に伴いデータフィードの存在が重要になることが予想される。

(執筆:太田)

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