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Feedmaticブログ

フィードフォースがSNS・インフィード・ダイナミックを軸に、広告とマーケティングのニュースを発信する情報ブログ。

潜在顧客に届くKANADE DSP、特徴と使い方を解説

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突然だがKANADE DSPを知っているだろうか?

KANADE DSPとは動的リターゲティング広告の配信が出来る純国産のDSPだ。

これだけだと出来ることがクリテオと一緒だが、実はリターゲティングのアルゴリズムがクリテオと異なっている。

そのためクリテオを使っている企業が2つ目の動的リターゲティング媒体として使うこともありアドテク業界ではじわじわとその存在感を発揮してきている。

そんな今後要注目のKANADE DSPの特徴などを簡単ではあるがまとめてみた。

目次

  • KANADE DSPを3点でまとめると
  • どんな広告が表示されるのか
  • KANADE DSPを運営してる会社は
  • 広告はどこに配信されるのか
  • どのような業種に向いているのか
  • KANADE DSPの強みとは
  • 出稿までのフロー

 

KANADE DSPを3点でまとめると

リターゲティング型の動的ディスプレイ広告が配信できる

図で表すと、右上のカテゴリに分類される。

 

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業界唯一のレコメンドエンジンでロングテール商品のレコメンドに強い

KANADE DSPでは一般的なレコメンドエンジンではなく業界で唯一、複雑ネットワーク理論に基づいたレコメンドエンジンを使用している。 

一般的なレコメンドエンジンではユーザーの閲覧履歴などにもとづく確率計算で表示する広告が決まることが多いため、よく閲覧されている商品、よく買われている商品が高く評価され、人気商品に偏った広告表示がなされる傾向がある。 

一方、KANADE DSPで使用しているレコメンドエンジンでは趣味や嗜好性が似ているユーザー同士の共通点やユーザーが閲覧した複数の商品の共通点を分析することで、ユーザーに最適だと思われる商品広告を表示する。 

そのため商品の人気に左右されない、よりユーザーにマッチした商品広告が表示されることになるのだ。

またこの時、人気の商品だけでなくロングテール商品のコンバージョンにつながっているという点も非常に重要なポイントとなっている。 

機械学習によるRTB最適化

KANADE DSPのRTB自動最適化エンジンは自社開発したものになっている。 

特徴は広告配信の結果などのフィードバックを機械学習して、RTBにおける入札戦略を自動決定する点で、これにより大きな広告効果を期待することが可能だ。 

どんな広告が表示されるのか

レコメンドバナーという動的リターゲティング広告の場合、商品画像と簡単な商品データ(値段など)が一緒に表示されるタイプの広告が一般的だ。

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(画像引用:KANADE

 ユーザーの行動情報を基に広告効果の高い商品をピックアップして自動作成されたバナー広告で、そこから商品ページへ誘導することでコンバージョンの獲得を目指すものだ。

またKANADE DSPではレコメンドバナーの他に「ビデオバナー」と「画像バナー」も取り扱っており、用途に合わせて多彩なクリエイティブを選択できる。 

KANADE DSPを運営してる会社は

京セラコミュニケーションシステム株式会社が運営している。 

高い技術力と開発体制が強みで、キャンペーンの運用や導入支援などのサポートが手厚いのも純国産DSPの良さとなっている。

広告はどこに配信されるのか

接続されるアドエクスチェンジ、SSPの数は国内トップクラスだ。 

PCはもちろんのことスマートフォンなどのモバイル端末への配信も行うことができる。

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(画像引用:KANADE

尚、配信先のロゴは2016年7月時点の情報であるため最新の配信先はKANADEのサイト上で確認して頂きたい。

どんな業種に向いているのか

KANADE DSPのレコメンドバナーは商品・商材データを使って、広告を配信するため、特に効果があるのは取扱い商品の種類が多い業界だ。 

そのため

  • EC、通販業界
  • 人材業界
  • 不動産業界
  • 旅行業界

などで多く活用されている。

KANADE DSPの強みとは

繰り返しになるが、下記3点に集約されるのではないだろうか。

  •  リターゲティング型の動的ディスプレイ広告が配信できる
  • 業界唯一のレコメンドエンジンでロングテール商品のレコメンドに強い
  • 機械学習によるRTB最適化

出稿までのフロー

効果の高いKANADE DSPのレコメンドバナーを出稿するために必要な準備物だが、出稿~その後の運用までを考慮して、以下の3つが必要と言われている。

  •  商品データのリスト(=データフィード)の用意
  • データフィードの運用(商品データの更新などを楽にする)ツールやサービス
  • 京セラコミュニケーションシステム株式会社から提供されるタグの自社Webサイトへの設置

まず1つ目は、なんといってもすべての基本となる、商品データの用意だ。

自社で取り扱っている商品の、商品名や価格、画像、カテゴリーなどをリストにしたものになる。自社システムからCSV等の形式で抽出して用意されることが多いようだ 

2つ目は、上記商品データをKANADE DSPレコメンドバナー用フォーマットに変換して提供するためのツールやサービスだ。この「商品データ」を「KANADE DSP等の広告配信先」に合わせて提供する際の仕組みのことを「データフィード」と呼ぶ。

もちろん自社でこの仕組みすべてを用意するケースもあるようだが、一般的にはデータフィード構築・運用のためのサービスが利用されている。 

理由としては自社内のリソースだけで下記のようなデータフィードの改修を迅速に行うことが困難だからだ。 

  • KANADE DSP広告用フォーマットの仕様変更に対応
  • 広告効果を高めるための運用改善(商品データに列追加など)を継続的に実施

最後、3点目はユーザーのWebサイト閲覧状況を把握するためのタグ(京セラコミュニケーションシステム株式会社から提供される)の設置だ。これはGoogleタグマネージャーなどを利用しているのであれば、それほど負荷なく進められるのではないだろうか。

まとめ

最初に伝えた通り、簡単にではあるがKANADE DSPの特徴やレコメンドバナー出稿時に必要な準備物について紹介させてもらった。 

まだ動的リターゲティング広告を使っていない方も、既にクリテオなどを通じて出稿している方も是非この機会にKANADE DSPへの出稿を検討してみてはいかがだろうか。

尚、多量の商品データを保有している企業であれば「まずは試してみる」と言う形でも損はないかと思われる。

※KANADEおよびKANADEロゴは、京セラコミュニケーションシステム株式会社の登録商標です。

<参考>

(執筆:太田)