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Facebookオーディエンスネットワーク、非Facebookユーザーへインタレストベース広告が配信可能に

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2016年5月27日(現地時間)、Facebookオーディエンスネットワーク(FAN)において、Facebookのアカウントをもたない非ユーザーに対して、インタレストベース広告(趣味・関心に合わせた広告)の配信が可能になることが発表されました。

2016年5月17日にはブランド目的の動画広告に対応するなど、ここのところ様々なアップデートが発表され、ますます可能性の広がるオーディエンスネットワーク。今回のアップデートを含め、Facebookオーディエンスネットワークで何ができるのか?今一度まとめてみたいと思います。

非Facebookユーザーへ「インタレストベース」の広告配信が可能に

現在、全世界で16億人を超えるFacebookユーザーだけでなく、オーディエンスネットワークを介してFacebookのアカウントを持たないユーザーへの「インタレストベースの広告」配信が可能となります。(例えば以下のような配信が可能)

  1. Facebookアカウントをもたない50代男性であるAさん、旅行が趣味で以前、旅行会社Bのウェブサイトにアクセスしたことがある。
  2. 旅行会社Bは「旅行」に関心がある40~59歳の男性をターゲットとしたオーディエンスネットワークに掲載するFacebook広告を作成した。
  3. その後、AさんがFacebookオーディエンスネットワークと提携しているアプリをひらくと旅行会社Bの広告が表示された。

また、Facebook、Instagram、オーディエンスネットワークとチャネルをまたぎ、Facebookを利用していない人のコンバージョンもカウントできるようになるため、より正確なキャンペーンのパフォーマンス測定が可能となります。

Facebookのインタレストベース広告とは?

Facebookのインタレストベース広告とは、ユーザーの推定される興味や関心、ユーザーが閲覧したサイト情報等に基づいて掲載される広告です。Facebook広告におけるインタレストベース広告はFacebook内外のウェブサイトやアプリでのアクティビティに基づいて、Facebookの”人をベースとした”ターゲティング技術やCookieを利用し、趣味・関心をベースに表示されます。

Facebookでは広告の表示設定を任意で変更することができるため、現在、Facebookアカウントをもつユーザーは、特定の趣味・関心に基づくインタレストベースの広告の表示を変更したり、オプトアウト(表示しないように設定)することが可能です。また、今後はオーディエンスネットワークを介したのインタレストベース広告からもオプトアウトすることができるようになるとのことです。

尚、Facebookは今回のオーディエンスネットワークの非ユーザーへの配信拡大の変更に先立ち、FacebookはCookieポリシーを変更しました。

Facebookオーディエンスネットワークで実現できること

Facebookの枠を超えてリーチを拡大(配信面・ユーザー)

【配信面の拡大ーFacebook枠外へ】
Facebookオーディエンスネットワークとは、Facebook内で配信されているキャンペーンをFacebook外のモバイルアプリ、モバイルウェブ、動画プレーヤー、インスタント記事(Instant Articles)に対して広告配信を可能とするアドネットワークです。

【配信ユーザーの拡大ー非ユーザーへ】
今回のリリースによりFacebookユーザーだけでなく、非Facebookユーザーに対してもリーチが拡大することが可能となりました。

サポートするキャンペーンの種類と広告フォーマット

【サポートするキャンペーンの種類】
ウェブサイトへの誘導、ウェブサイトコンバージョン、モバイルアプリのインストール、モバイルアプリのエンゲージメント、ダイナミック広告、動画の再生を目的とした広告の配信が可能です。(2016年6月23日時点)

また、2016年5月17日にはブランド目的の動画広告に対応可能となり、FacebookとInstagramだけでなく、その他の人気アプリや人気ウェブサイトにも動画広告を配信することができるようになりました。

【広告フォーマット】
広告フォーマットは標準的なフルスクリーンのインタースティシャルフォーマットやバナーフォーマットだけではなく、広告が表示されるアプリのインターフェースに合わせたネイティブ広告などのフォーマットをサポートしています。動画広告はインストリーム、インアーティクルの2種類のフォーマットで、配信先のアプリまたはウェブサイトに自然に動画広告を溶けこませることが可能です。

Facebookオーディエンスネットワークに広告配信するには

広告主はFacebook広告を作成する際、”配置”にオーディエンスネットワークを含めるだけでFacebookと同じターゲット設定、測定、配信設定を利用してFacebookの枠外への広告配信が可能となります。(オーディエンスネットワークのみの配信は不可)特別な準備を必要としないため、”とりあえず試してみる”価値は十分にあると思います。

ネイティブ広告を手軽に出稿できるオーディエンスネットワーク

オーディエンスネットワークの大きな強みとして、モバイルアプリやモバイルウェブにネイティブ広告を手軽に出稿できるということがあげられます。

2016年4月にFacebookが行った調査では、Facebookのオーディエンスネットワークにおけるネイティブ広告を利用したアプリのパーセンテージは2015年Q1から10倍にも成長しており、オーディエンスネットワーク全体の83%を占めているという調査結果が発表されました。

また、ネイティブ広告が標準的なバナー広告と比較して、20-60%以上の消費者とのエンゲージメントを獲得しており、また、ユーザーの解約や広告疲労につながる可能性が低く、高いリテンション率(3倍以上)、eCPMs 、クリックスルーレートを獲得しているとの結果もでています。

より多くのトラフィックがモバイルへと移行し、より多くの広告主が広告予算をネイティブ広告へとシフトすることが予想される中、特別な準備をすることなくネイティブ広告が出稿できるオーディエンスネットワークは広告主にとって大きなツールとなりえるでしょう。

最後に

昨年末行われた記者会見において Facebook Japan代表取締役長谷川晋氏が、「2016年はオーディエンスネットワークを本格展開」と明言したように、オーディエンスネットワークは今年に入ってからモバイルウェブへの配信拡大・ブランド目的の動画配信・さらに、今回リリースされたFacebook非ユーザーへの広告配信など様々なアップデートが行われました。Instant Articles(インスタント記事)への配信も可能であることから、その可能性はまだまだ広がっていくと考えられます。

オーディエンスネットワークは、もはやFacebookのプラットフォームを超え、広告主・パブリッシャー・ユーザーそれぞれにおいてまったく新しいネットワークといえるかもしれません。今後も引き続き注目し、随時、Feedmatic ブログでもご紹介していきたいと思います。

<参考>

(執筆:松元)

もっとFacebook広告を知りたい時に…

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