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Feedmaticブログ

フィードフォースがSNS・インフィード・ダイナミックを軸に、広告とマーケティングのニュースを発信する情報ブログ。

Messengerに広告配信が可能になるかもしれない。 Messengerはあらたな配信プラットフォームとなりえるのか?

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先月中旬から今月初めにかけてTechCrunch、Mashable 、Marketing Land 等海外メディアを中心に「Messenger」に関する”ある噂”についての情報が発信された。

FacebookがMessengerプラットフォームをパブリッシャ―にオープンにする=つまりMessengerを通してコンテンツの配信、広告掲載を可能にする準備を進めており、4月開催予定のF8開発者会議においてリリースされるかもしれないという噂だ。

 もしこれが本当であれば、Facebookが推し進める単なるメッセージングアプリではないプラットフォームとしての「Messenger」(参考:MAU8億人、「Messenger」プラットフォームの機能及びアップデートまとめ - Feedmaticブログ)に、あらたに配信プラットフォームとしての可能性が開かれることになる。

配信プラットフォームとしての「Messenger」についてまとめてみたいと思う。

URLショートリンク

URLショートリンク「fb.com/msg/」がすでにローンチされており、このショートリンクから手軽にチャットを開始できる。つまり、リンクをクリックするだけで、ユーザーは自分のペースでカスタマーサービスの担当者とチャットを開始することができる。

 

広告配信について

広告はあくまでも企業とコンシューマーの会話の中で表示されるものとし、企業とチャットのスレッドでやりとりをしたことのあるユーザーに対してのみ、メッセージ広告を送信することができる仕組みだという。TechCrunchが入手した情報によると「この機能がローンチした際にすぐにアクションをおこせるよう」企業がコンシューマーとメッセージのやりとりを今から行うことを推奨しているという。

広告を無制限に配信できるわけではなく、Facebookはノイズとなりえる広告を制限し、ユーザーとつながる有益なアナウンスメントとしての広告を配信したいと考えているようだ。

 

チャットボットを利用したカスタマーサービスの実現

TechCrunchによるとFacebook はすでに開発者がMessenger内部で動作するチャットボットを構築するソフトウェア開発キット(Chat SDK)を準備中であるとしている。
これによりサードパーティーのデベロッパーは、ショッピング・予約・旅行などのシチュエーションでカスタマーサービスを行う際にユーザーの応答に対応して自動的にメッセージを返したり、また支払い処理を行うなどのボットの開発が可能となる。

つまり、Messengerを通してチャットボットを利用した効率的なカスタマーサービスシステムの構築が実現できる。

 

USの主要パブリッシャーのチャットアプリの利用について

すでにUSにおける主要なパブリッシャーによるチャットアプリの利用は始まっているようだ。

BUSINESS INSIDERによるとチャットアプリがパブリッシャーに多くの機会をもたらす理由として1)特にモバイルでの利用について飛躍的に拡大している点、2)チャットアプリ上でのユーザーの滞在時間が長い点、3)ユーザーの多くがチャットで企業とつながることに対してネガティブな印象をもっていない点などをあげている。

-US主要パブリッシャーのチャットアプリ使用状況)-
・The Economist:LINE
・The Huffington Post:Viber
・BBC News:WhatsApp
・The Washington Post:KIK

 

他プラットフォームの動向

Twitterは先日ブログにおいて、企業がダイレクトメッセージでカスタマーサービスを提供する新たな方法を提供することを明らかにしている。

また、The Wall Street JournalによるとGoogleもすでに人工知能を用いた「チャットボット」を搭載したメッセンジャーアプリの開発をすすめているとのこと。
それぞれのプラットフォームが効率的にかつ効果的に顧客とダイレクトにつながる方法を模索し始めているようだ。

 

まとめ

これらの「Messenger」に関わる情報について、Facebookはコメントを控えており、現時点ではあくまでも“かもしれない”という、噂の域をでない情報である。しかしながら、これがもし本当であればMessengerのビジネス利用について相当大きなインパクトとなることは間違いない。
来月開催されるF8において注目しておきたいトピックのひとつだ。

 

参考

(執筆:松元)