Instagram は2016/02/24(米国時間)、全世界において広告主が20万を突破したことを発表した。
昨年10月にInstagramがセルフサーブ型の広告の一般利用のリリース開始以降、Facebookのインターフェース、ターゲティングを含む広告技術を最大限に活かし、世界中のあらゆる規模のビジネスで利用されてきた結果といえる。
Instagramが2015年11月に実施した調査によると
「Instagram利用者の60%はインスタグラム上で商品やサービスについて情報を得ていると回答しており、75%はインスタグラム上の投稿に触発されてウェブサイトを訪問したり、商品やサービスを探したり、購入したり、友人に紹介するなどのアクションを起こしています」
とのこと。(インスタグラムの広告主が全世界で20万突破 | Facebookニュースルームより)
また、Instagram広告の特徴として以下をあげている。
- ブランド認知向上から、売上増加まで様々なビジネスゴールに沿った成果をあげている
- 興味・関心に基づいたターゲティングとビジュアル・ストーリーテリングを組み合わせることで、世界中に広がる多様なコミュニティにリーチ
- 中小企業のビジネスに貢献
Instagram for business では日本での活用事例も含めて様々な事例が紹介されているため参考にしたい。
- 不動産ポータル SUUMO :若年層全体をターゲットに、インスタグラムの特性を考慮した動画クリエイティブを制作。この動画の平均再生率は20%を達成し、広告想起も高いもので44ポイント、ブランド認知度は6ポイント上昇
- フリマアプリ「メルカリ」:「広告らしくない」クリエイティブがインスタグラム利用者の心をとらえ、他メディアでは広告に反応しない層へのリーチに成功。フェイスブック広告のみ出稿していた期間と比べて53%もインストール数が向上し、インストール単価(CPI)は38%減と大幅なコストカットを実現
<参考>
(執筆:松元)