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Feedmaticブログ

フィードフォースがSNS・インフィード・ダイナミックを軸に、広告とマーケティングのニュースを発信する情報ブログ。

Facebook動画広告に自動キャプション機能追加及び効果測定に関するアップデート

Facebook Facebook-その他

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2016/02/14(米国時間)、Facebookは動画広告に関する新機能の提供に関し、以下の発表を行った。

  • 動画広告への自動キャプション機能追加
  • 動画広告への新たなレポート機能追加
  • Moat社との提携による動画広告分析機能の提供
  • 100%インビュー購入オプション

Facebookによると、利用者によるコンテンツ消費のスピードはデスクトップよりモバイルのほうが早く、また、Facebook上での動画視聴時間は、1日あたり1億時間を超えているという。(2016年1月のFacebookの社内データより)
新機能追加の背景には、動画広告の運用の重要性を再認識し、広告主の効果的な運用を推奨・サポートするものとなっている。
加えて、いわゆるビューアビリティ(Viewability:可視性)に関してのFacebookの取り組みの表れといえる。

 

[動画広告への自動キャプション機能]

近日追加される[自動キャプション機能]では広告作成ツール内でキャプションを自動的に生成し、編集および保存できるようになるとのこと。

モバイルでの利用においては消音でのフィード閲覧が多いため、フィードの動画広告の音声が自動再生されることは、媒体・広告主に対してネガティブな印象すら与えかねない。そのため動画広告の制作にあたっては、この点を考慮し、音声なしでもメッセージが伝わるようにする必要がある。また、最近のFacebookによる調査では動画再生時間がキャプション(字幕)をつけることによって平均12%長くなるという結果がでているとのこと。これらをうけての新機能提供となっている。

残念ながら、当面は米国およびカナダでのリリースとなっており、日本での対応については現時点では未定とのこと。日本での字幕表示には引き続きSRTファイルを利用することになる。

 

[動画広告への新たなレポート機能追加]

動画広告の視聴傾向をより詳しく把握できるように、まずはFacebookページインサイトで、そして将来的には広告インサイトでも、動画を音ありで再生した人の割合を確認できるようになるとのこと。

その後、2016/02/16(米国時間)にページインサイトの動画指標に関するアップデート(Updates to Video Metrics in Page Insights | Facebook Media)(英語) が発表された。

新しく追加された指標は以下3つとなっている

  • 視聴総時間(分)
  • 10秒以上見られた回数
  • 音声ありと音声なしの比較

 

[サードパ―ティによる効果測定への対応 ]

ビューアビリティに特化した効果測定企業である Moat社 との提携により同社での動画広告分析がすべての国と地域で利用可能となった。
今度も独立したサードパ―ティによる効果測定への対応をすすめていくとのこと。
より正確で公正な効果測定を望む広告主のニーズに応えたものとなっている。 

 

[ 100%インビュー購入オプション]

100%インビュー購入オプションとは画面に広告の全体(100%)が映し出されば、1インプレッションとしてカウントされ、料金が発生するものである。ニュースフィード上のテキスト、写真、リンク、動画を含むすべてのタイプの広告でこのオプションの選択が可能になるとのことだが、こちらも現在日本での提供は未定となっている。

[Facebook社のビューアビリティへの取り組みについて]

Facebookは The Value of Viewed Impressions for Advertisers | Facebook for Business (2015/02/18) によると広告配信の計測の方法として、 ”Serveved impressions ” ではなく "viewed impressions" で測定する方がベターであるとの認識をしめしている。

この度のサードパーティ企業との提携による効果測定、さらには100%インビュー購入オプションの追加はFacebookのビューアビリティについての対応が伺えるアップデートといえよう。
しかしながら、表示時間についての言及はなかったのは
動画広告のブランドリフト効果が明らかに | Facebook for Business において、リフト効果は視聴時間に比例して向上するとしながらも、動画広告はわずか1秒であっても人の目に広告想起、ブランド認知、購買意向に効果を発揮するとし、動画として再生しなくても「静止画」として広告の効果を発揮するとした見解の表れなのだろうか。

 

参考:

(執筆:松元)